アメリカの映画である。
「張り込み」の続編で、6年後を描いている。
マフィアの裁判で証人となっているルー・デラーノは、警察に匿われていた。
隠れ家を、大量のガソリンで爆破されてしまう。
現場では、ルーの死体だけが発見されない。
逃げ切ったようだ。
彼女が友人を頼るはずだと考えた検察は、クリスとビルに張り込みを依頼した。
たまたま、その隣家が、鬼判事の別荘であり、そこに判事補のジーナを含めた3人で張り込む。
ジーナとクリスは夫婦、ビルはクリスの連れ子という設定の元で。
別荘に到着してすぐ、ジーナが連れてきた犬が猫を追いかけて走り出す。
慌てた3人は、犬を追って隣家の庭に入り込む。
監視対象のオハラ夫婦に、自己紹介する羽目になった。
盗聴器を仕掛けるのに失敗した3人は、オハラ夫婦を招待する。
その間に、ビルが盗聴器を仕掛ける計画だ。
隣家に侵入したビルは、何者かに襲われ、椅子に縛り付けられてしまう。
前作に続き、コメディタッチのシリアスな物語だ。
人の命を軽く見て、お笑いを混ぜるアメリカ人の感覚は、なじめない。
こういう作品を観て、アメリカ人 ( アングロサクソン ) を理解しないと、彼らとの交渉ごとは、上手くいかないのだろうな。
そう、感じさせられた。