アメリカの映画である。
ウサマ・ビン・ラディン暗殺作戦の模様を描いた作品だ。
2011年、ウサマ・ビン・ラディンがパキスタンに潜伏しているとの情報を得たCIAは、建物を特定する。
確かにいるという確証が無く、無人爆撃機で攻撃することは出来ない。
また、彼の妻や子供達などが大勢、一緒にいることもネックだった。
作戦は、米海軍特殊部隊シールズが突入し暗殺する、ということになった。
チームは、連日、訓練を積み重ね、精度を上げていく。
米政府は、地元の医師に隠しカメラを持たせて、敷地内に侵入させる。
カメラの映像から、ウサマ・ビン・ラディンがいることを確信した米政府は、作戦を遂行した。
この映画では、兵士のヘルメットに装着したカメラで動画を撮影し、作戦本部が観ているという設定だ。
映像では、このカメラの映像と実際の映像が頻繁に入れ替わって、観づらい。
目が、チカチカする。
撮る側のエゴが満たされ、観る側はストレスが溜まる。
そういう作品だ。
出演しているのが、ロバート・ネッパーやウィリアム・フィクトナーだから、つい、「プリズンブレイク」を思い出して、イメージが重なってしまった。
この映画より、「プリズンブレイク」のほうが、ずっと、面白い。