captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

セントラル・ステーション

ブラジルの映画である。

 

リオ・デ・ジャネイロの中央駅で、ドーラは手紙の代筆をしていた。

 

ブラジルは、読み書きできない人が多い。

 

ドーラは、送料をもらって代筆するものの、書いた手紙は出さずに捨てていた。

 

ある日、幼い男の子を連れた母親が、代筆を頼みに来た。

 

出て行った夫に当てたものだ。

 

彼女は、その直後に事故で急死する。

 

残されたジョズエは、駅に寝泊まりするようになる。

 

見かねたドーラは、ジョズエを孤児院に連れて行った。

 

その後、友人から、そこは臓器を取り出して売っていると聞かされ、慌てて取り返しに行く。

 

連れ戻されたジョズエは、投函されていない父宛の手紙を見つけ出した。

 

ドーラは、ジョズエを連れて、彼の父に会いに行く。

 

という物語である。

 

汚れた街や、埃っぽい映像は、観ていて苦しくなる。

 

スリルやサスペンス、アクションなどは無いので、全体に退屈な作品ではある。

 

映画館で観たら、寝てしまうだろう。

 

しかし、こういう芸術的な作品も、たまに観ておくといい。

 

自分の感性の度合いを、チェックできるから。