アメリカのアニメ映画である。
遠い未来、地球はゴミで溢れかえっていた。
人類は、ロボットに清掃を任せて、宇宙へ旅立った。
長い年月が経ち、壊れずにいたのは一台だけだ。
名前は、ウォーリー。
いつの間にか、感情を持つようになっていた。
生き残っていたゴキブリと、仲良く暮していたある日、ロケットがやってきて、ロボットを一台、置いていった。
それが凶暴な奴で、敵とみなしたら光線銃を撃ってくる。
それでも、ドタバタしている内に、ウォーリーに恋心が目覚めた。
相手のロボットの名前は、イブだ。
この後、話が二転三転して、ややこしい展開になる。
ロボットが感情を持つという、正当な根拠が描かれていない。
AIは、知能であって知性ではないから感情を持ち得ない、とも言われている。
この部分をすっ飛ばしているので、「なんだかなあ」という作品だ。
科学技術が発達して、最初から感情を持ったロボットが作られたことにした方が、しっくりくる。
引っかからない人には、楽しめるだろう。