アメリカの、SF映画である。
スーパーマンの生い立ちから、地球に「定着」するまでを描いたものだ。
昔は分かりやすい邦題が付けられていたのだが、いつの間にやら、英語をカタカナにしただけのものばかりで、何の映画なのか、イメージすら出来ない。
この映画は、資源が枯渇し滅びかけたクリプトン星から始まる。
生まれたばかりの男の子が、カプセルに乗せられ、「地球」に送り込まれた。
優しい夫婦に拾われたその子は、すくすく育ち、超能力の制御も出来るようになる。
大人になり、自分の出生の秘密を探し始めた頃、クリプトン星の生き残りが、地球制服にやってきた。
戦いが始まる。
スーパーマンに思い入れがある人には、つまらない、物足りない作品かも知れない。
CGばかりで、何だか嘘っぽいからだ。
スーパーマンは、やっぱり鍛え抜いた肉体のクリストファー・リーブでなくては、と感じさせられた。