captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

グローリー

マシュー・ブロデリック主演、アメリカの映画である。

 

ボストンの裕福な家庭に育ったロバート・グールド・ショーは、23歳の時に南北戦争に参加した。

 

1862年、メリーランド州アンティータムの戦いで、彼は北軍大尉として参戦し、辛くも生き延び、大佐に昇格した。

 

実家に戻り、知事が主催するパーティーに参加した彼は、黒人だけで編成する「第54マサチューセッツ義勇歩兵連隊」の隊長になるよう知事に勧められた。

 

親友のキャボット・フォーブス少佐が、彼の副官となった。

 

ロバートが隊長になると知った幼馴染のトーマス・シアーレスが、軍に志願した。

 

部隊には多くの黒人が志願してきた。

 

彼らは、南部から逃げてきた元奴隷であり、食べものや着るものが目当てだった。

 

宿営地に入った黒人たちを前に、ロバートが演説をした。

 

彼は、南軍は「北軍の制服を着た黒人を処刑する」ことなどを告げ、除隊希望を受け付けると伝えた。

 

翌朝、誰も除隊しなかった。

 

訓練が始まった。

 

肉体的に優れた能力を持つ黒人たちは、見る見る体力をつけていった。

 

しかし彼らには、何も支給されなかった。

 

ロバートは、何度も上層部に掛け合い、やっと銃が支給された。

 

銃を手にしてた黒人たちに、緊張感がなかった。

 

彼らの命を守るため、ロバートは過酷な訓練を課した。

 

 

この作品は、実話に基づいて制作された。

 

黒人差別が色濃く残っていて、敵と戦う前に、味方の差別、偏見、無理解と戦わねばならないロバートに、思い入れしてしまう。

 

戦闘シーンも迫力があり、楽しめる作品だ。

 

 

 

 

くりいむレモン

村石千春主演、日本の映画である。

 

高校2年生の野々村亜美には、2歳上の兄ヒロシがいる。

 

ヒロシは母の再婚相手の息子であり、亜美とは血がつながっていない。

 

両親は海外出張が多く、普段は二人で暮らしている。

 

亜美には体が丈夫ではなく、喘息がある。

 

ある日、喘息ために早退して帰っきたら、ヒロシは大学をサボってベッドで寝ていた。

 

高校で亜美の進路相談があった。

 

両親とも海外出張中なので、ヒロシが親代わりに出席した。

 

ヒロシは、担任の佐々木があまりに偉そうに言うので、怒りをあらわにした。

 

亜美は、少し嬉しかった。

 

彼女は、友人の由美を家に招いた。

 

由美は、ずかずかとヒロシの部屋に入り、彼と話し始めた。

 

亜美は由美に嫉妬した。

 

風邪をひいた亜美が、熱を出して寝込んだ。

 

しばらくして、看病をしていたヒロシも熱を出して寝込んでしまった。

 

ヒロシは、毛布を羽織って寝ている亜美に近づき、ベッドに入った。

 

二人は結ばれた。

 

 

この作品は、アニメ「くりいむレモン」の実写版である。

 

いわゆるB級作品だ。

 

兄妹の禁断の恋、というほど大袈裟なものではなく、中身は薄い。

 

ラストは、監督の意図がわからない。

 

 

東京暗黒街・竹の家

アメリカの映画である。

 

1955年。

 

富士山麓を走る軍用貨物列車が、何者かに襲われた。

 

銃器、弾薬、発煙弾が奪われ、護衛をしていたアメリカ人軍曹が殺された。

 

5週間後、ある工場で強盗事件が発生した。

 

その際、犯人グループの一人が仲間に撃たれて重傷を負い、放置されていた。

 

在日駐留米軍ハンスン大尉は、負傷した犯人ウェバーを調査し、エディ・スパニアという男の手紙を見つけた。

 

それによると、アメリカの刑務所に入っているエディは、出所したら東京に来ることになっていた。

 

また、ウェバーは、ナゴヤマリコという日本人女性と結婚していることが分かった。

 

東京に来たエディは、ようやく探し当てたマリコから、ウェバーが死んだことを知らされた。

 

その後エディは、パチンコ店を訪れて店主を脅し、用心棒になることを承諾させた。

 

彼は、別のパチンコ店に入り店主を脅したところ、男が現れて殴り倒された。

 

サンディー・ドーソンというギャングのボスが、東京を仕切っていたのだ。

 

寛大にもサンディーは、エディに東京を出て他所でやれと忠告した。

 

 

この作品は、1955年に制作された。

 

大東亜戦争後の復興途中の日本が、アメリカ人の目で見たステレオタイプの登場人物によって、描かれている。

 

内容の薄い活劇なので、娯楽としてはちょうどい。

 

ただ、脇役の日本語セリフは引っかかる。

 

名探偵コナン 本庁の刑事恋物語 〜結婚前夜〜

日本のアニメーション映画である。

 

7年前、警備部機動隊爆発物処理班の萩原研二が、ビルに仕掛けれた爆弾を処理中に殉職した。

 

3年前、萩原の親友で同じ爆発物処理班に所属していた松田陣平が本庁捜査一課に異動してきた。

 

佐藤美和子が相棒に指名され、愛想の悪い松田と行動を共にしていた。

 

松田は、遊園地の観覧車に仕掛けられた爆弾を処理中に殉職した。

 

それは、美和子の目の前で起きた事件だった。

 

美和子は、松田が殉職の直前に送ってきた携帯メールを、消さずに保存していた。

 

現在。

 

白鳥刑事が乗り込んだ車が爆発した。

 

白鳥は命を取り留め、バイザーに貼られていた犯人の予告メモを美和子に手渡した。

 

それは松田の命を奪ったのと同一犯による宣戦布告だった。

 

美和子は現在、2歳年下の高木渉とバディを組んでいる。

 

 

この作品は、「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」公開を記念して制作された特別編集版である。

 

前半は、佐藤美和子と高木渉の出会いから、恋人関係になるまでを描いている。

 

「ぐっ」とくるシーンが、いくつかある。

 

後半、コナンの活躍が楽しめる。

サロゲート

ブルース・ウィリス主演、アメリカの映画である。

 

近未来。

 

ライオネル・キャンター博士が開発した人型遠隔操作ロボット「サロゲート」が、世界中に普及した。

 

人は特殊なゴーグルを装着し、家に居ながらにして、活動の全てをサロゲートに任せることができる。

 

それで、ほとんどの人は部屋に閉じこもったきりで、外で活動しているのはサロゲートばかりだ。

 

サロゲートが事故や犯罪に巻き込まれても、操作している本人に危害は及ばない。

 

さらに、外見や身体能力など、好みのカスタマイズができた。

 

しかし、全ての人に受け入れられたのではない。

 

反サロゲート運動が起き、「予言者」と呼ばれる指導者を中心に、反サロゲート独立区ができた。

 

そこには、人間しか入れない。

 

ある日の夜、カップルのサロゲートが特殊な武器で攻撃され、破壊された。

 

現場に駆けつけたFBI捜査官のトム・グリアーとジェニファー・ピータースは、回路が焼き切れているのを見つけた。

 

トムもジェニファーも、サロゲートだ。

 

二人が身元が判明した女性の側のオペレーターを訪ねると、その人物はゴーグルを装着したまま死んでいた。

 

翌日、男性の方のオペレーターが分かった。

 

それは、開発者のギュンター博士だった。

 

トムたちがギュンター邸を訪れると、博士のサロゲートが二人を迎えた。

 

そこで、殺されたのは博士の一人息子ジャリッドだと判明した。

 

彼も装置をつけたまま亡くなっていた。

 

彼は博士のサロゲートを借りて使用していて、博士と間違えられて殺されたのではないかと推測された。

 

本来、サロゲートが危害を受けても、オペレーター本人に危害が及ばないはずだった。

 

しかし、犠牲者は二人とも脳が溶けて死んでいたのだ。

 

トムたちは、サロゲートを製造しているVSI社に向かった。

 

 

この作品は、現実に起きそうな未来予測である。

 

結論は、つまらない。

 

冒頭、自ら開発した自分そっくりのアンドロイドと並んでいる、大阪大学の石黒浩教授の姿が見られる。

 

 

 

 

 

 

Chageのずっと細道 〜東西南北〜

日本のドキュメンタリー映画である。

 

チャゲ&飛鳥でデビューし、今はソロで活動しているChage。

 

2024年、彼のコンサートツアーに密着したドキュメンタリーだ。

 

あざとい演出がなく、素のChageが見られる。

 

 

マイ・エレメント

アメリカのアニメーション映画である。

 

火、水、風、土の四つのエレメントの住民が暮らすエレメントシティーに、火の国を出たバーニーとシンダーのルーメン夫妻がやってきた。

 

街の人は二人に冷たく、なかなか住む家が見つからなかったが、二人はようやく朽ちかけた一軒家を見つけた。

 

二人はそれをリフォームして住まいにし、雑貨屋を開いた。

 

二人の間に女の子が生まれた。

 

エンバーと名付けられたその子は、父から将来この店を継がせてやると言われながら、すくすく育った。

 

ここでは火のエレメントは阻害されていたが、二人の店は繁盛し、周囲に火のエレメントが集まってきて、ファイアタウンができた。

 

成長したエンバーは、短気で、厄介なお客相手にすぐに癇癪を起こす。

 

父は彼女に、気持ちを抑える方法を教え、彼女も頑張った。

 

それでも抑えきれず、ある日、ついに爆発して地下室の水道管を破裂させてしまった。

 

溢れ出た水の中から、市役所の検査官で水のエレメントのウェィド・リップルという男性が現れた。

 

彼は、店の設備が基準を満たしていないと言う。

 

言い訳するエンバーを無視して、彼は報告書を書き続けた。

 

彼は上司に報告書を送り、市役所に向かった。

 

エンバーは彼を追いかけて市役所に行ったが、報告書はすでに受理された後だった。

 

このままだと、店は営業停止になってしまう。

 

 

この作品は、移民問題をアニメ化したものだろう。

 

ストーリーを単純にすることで、子供にもわかりやすくなっている。

 

ただ、吹き替えが下手すぎて、物語に入り込めなかった。

 

体に合わないシャツを着ているような不快感。

 

英語の吹き替えも声優ではないので、英語がネイティブな人も同じ感覚を抱いているかもしれない。

 

3DCGアニメーションは、人間でなければ全く違和感を感じなくて、いい感じだ。