アメリカの映画である。
しがない清掃員フィンチは、ある日、「努力しないで出世する方法」という本を手にする。
How to本にしたがって、先ず、大企業の郵便係に転職した。
ここから、出世街道を歩んでいくことになる。
出世の階段を駆け上がるという方が適切かも知れない。
社長や上司の「善意の誤解」で、どんどん出世していく様子は、なかなか面白い。
また、好敵手の存在も、作品を盛り上げている。
相手は、社長の息子である。
さて、映画とは、この様な「娯楽」であるべきだと思う。
話が難解であったり、監督の思想がにじみ出ていたりしたら、全く楽しめないのだ。