30年前の、日中合作の映画である。
西暦1100年頃の話である。
若き趙行徳は、科挙の試験に落ちた。
西夏についての質問に、まともな答えが出せなかったからだ。
その後、西夏出身の女性と知り合い、興味を持った彼は、西夏へと旅立つ。
途中で西夏軍に捕まって、軍に組み込まれてしまったが、その中で出世していく。
辺境の地と思っていた西夏は、シルクロードの中継点であり、文化が花開いた都会であった。
原作を読んだ人にとっては、物足りない映画だろう。
読んでない人には、異国の文化に触れるような感じで、わくわく感のある作品である。