ヒッチコック監督、ジェームズ・スチュアート主演、アメリカの映画である。
主人公、ジョン・「スコティ」・ファーガソンは、元刑事だ。
犯人を追跡中、事故で仲間を死なせてしまう。
その時の状況から高所恐怖症になり、高いところで「めまい」に襲われるようになってしまった。
それで、刑事を辞めた。
ある日、学生時代の友人エルスターが、「妻を尾行して欲しい」と、訪ねてきた。
スコティは、引き受ける。
エルスターの妻マデリンは、曾祖母カルロッタの霊に取り憑かれているらしい。
尾行中にマデリンは飛び込み自殺を図ったが、スコティが助け、二人は恋に落ちる。
二人はデートする中になるが、なぜだかマデリンは死の話ばかりする。
別の日、マデリンはスコティを誘い、教会へ行く。
突然走り出したマデリンは、鐘楼へ駆け上がる。
止めようとしたスコティは、めまいがして登れない。
そして、マデリンは飛び降りた。
ここから先はネタバレになるので、書かないでおこう。
真面目なジェームズ・スチュアートの、演技が光る映画だ。
ヒッチコック監督の作品であるが、恐怖感は無い。
意外な展開で、楽しませてくれる。