ロス・マクドナルド原作、ポール・ニューマン主演、アメリカの探偵映画である。
私立探偵ルー・ハーバーは、友人である弁護士アルバートから仕事を依頼された。
大富豪サンプソンが、失踪したのだ。
ルーは、サンプソンの妻に会いに行く。
そして、サンプソンの部屋で、かつての人気女優フェイの写真を見つけた。
フェイの夫は、密入国の手引きをして大金を稼いでいる。
フェイに会いに行ったルーは、その場に掛ってきた電話で、バー「ピアノ」が関係していると感じた。
そして「ピアノ」に乗り込むが、用心棒に叩き出されてしまう。
サンプソン夫人の元には、50万ドルを要求する脅迫状が届いた。
ルーは、シンジゲートが関わっていると睨み、捜査に乗り出す。
この作品は、なかなかややこしい。
ルーが、調査のために人に会い、また、次の人に会う。
彼が会う人同志の相関関係が、メモでも取ってないと、記憶に残らないのだ。
また、ルーはタフ・ガイでも英雄でもなく、おどけた探偵だ。
だから、ちょっと、もどかしい。