アラン・ドロン主演、フランス、イタリア合作の映画である。
パリ。
エドゥアール・コールマン刑事は、事件現場に駆けつけ、テキパキと指示を出す。
パリでナイトクラブを経営しているシモンは、ギャングのボスだ。
シモンは、手下のポール・ウェベル、ルイ・コスタ、マルク・アルブイとともに、銀行強盗を計画した。
雨の日の夕暮れ、海辺の小さな町。
少し離れたところに車を停め、まず、シモンが閉店間際の銀行に入った。
ハンドルを握るのは、ルイ。
後から、マルク、ポールが銀行に入った。
銃を出した彼らは強盗であることを告げ、行員を脅し、カバンに金を詰めさせた。
一人の行員が、隙を見て非常ベルを鳴らした。
そして、隠してあった銃を発砲し、ポールが撃たれた。
その後、一味は行員らを部屋に閉じ込めた。
パリに戻った四人は盗んだ現金を空き地に埋め、ポールを病院に連れて行った。
コールマンは情報屋から、ある組織がリスボン特急を使って麻薬を運ぶという情報を得た。
この作品は、邦題のイメージと内容が違う。
ただ、20分ほどしかないリスボン特急のシーンは、ほとんどセリフは無いけれども、緊迫感がすごい。