日本の映画である。
昭和22年夏。
N県の資産家、歌川多聞の嫡男一馬が、大勢の知人を邸宅に招待した。
翌朝、招待客の一人で、流行作家の望月王仁が殺された。
望月は、短刀で胸を刺されて死んでいた。
警察の調べで、短刀には二人の女の指紋があり、床には鈴が落ちていた。
その日、邸宅には29人もの人間がいた。
一馬の家族、使用人、一馬に招待された者の他に、戦時中に疎開してきて、そのまま暮らしている者たちも含まれる。
一馬によると、招待状は偽物だった。
その夜、一馬の妹・珠緒が絞殺された。
さらに珠緒に惚れていたセムシの詩人・内海明が殺され、一馬の従妹・千草が姿を消した。
千草は、山の中で死体となって発見された。
この作品は、ただ殺人が続いているだけで、なんの盛り上がりもない。
人が死んでいるのに、皆、ちょっと驚くぐらいで平然と過ごしているのには、違和感がある。
金田一耕助シリーズ風に撮影されているが、はるかに劣る作品だ。