飛行機の最高速度は、音速の壁を越えることができないとされていた。
エドワーズ空軍基地では、何人ものテストパイロットが挑戦し、命を散らしていた。
1947年10月。
テストバイロットたちが集う酒場「パンチョの店」で、チャック・イエーガーがスカウトを受けた。
翌日、彼は試験機ベルX-1に乗り、史上初めて音速の壁を突破した。
1953年。
テストパイロットのゴードン・クーパーが、エドワーズ空軍基地にやってきた。
飛行機の速度記録は、年々更新されていた。
抜かれたら抜き返すことの連続で、チャックは、ついにマッハ2.5に到達した。
1957年10月、ソ連が、人工衛星スプートニクの打ち上げに成功した。
先を越されたアメリカはNASAを設立して、宇宙開発競争に入った。
エドワーズ空軍基地にも、宇宙飛行士のスカウトマンが来た。
チャックは大学を出ていないので、採用されなかった。
空軍からは、ゴードンら数名が採用された。
海軍や海兵隊からも集められた。
そして、厳しい選抜試験が課せられ、七人が選ばれた。
この作品は、実話に基づいている。
命懸けでチャレンジする男たちと、帰還を待つ妻たち。