神奈川県警港署では、近藤課長が定年退職し、後任に県警本部から深町新三が赴任した。
深町は、鷹山敏樹 ( タカ ) と大下勇次 ( ユージ ) のことを聞いていて、二人に対して悪い先入観を持っていた。
タカがジャズクラブでコカインを売っている女を捕まえたのをはじめ、他の署員たちも大勢の若者を捕まえた。
ひと段落ついてタカとユージがタバコを吸い始めた時、背後にあったナイトクラブの窓に時限爆弾の点滅が見えた。
二人がダイブすると同時に爆発した。
その爆発で、死者3人、重軽傷者11人が出た。
翌朝、タカとユージは、怪我人が収容された病院を訪れ、医師に事情を聞いた。
医師は、ホステスの樋口麻美が、異常に怖がっていたと説明した。
二人は、麻美が拉致されようとするところを見つけ、追跡した。
犯人は取り逃したが、彼女を救い出すことはできた。
署に戻った二人は、深町課長に叱られたが、全く意に介さない。
爆弾の分析結果が出た。
それは豆電球を使ったマニアックなものだった。
それを聞いたユージは、署を飛び出した。
そして、かつて捕まえたことのあり爆弾マニアの唐木保を、訪ねた。
懲役を終えた唐木は、今はコンピューターに凝っていた。
この作品は、シリーズ前作から7年ぶりに制作された。
主役の二人は40代半ばとなっていて、動きにキレがない。
仕方がないが、やや残念だ。