captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

タイ・カップ

トミー・リー・ジョーンズ主演、アメリカの映画である。

 

1960年、カリフォルニア州サンタバーバラ

 

スポーツ記者アル・スタンプに、タイ・カッブから電話がかかってきた。

 

タイ・カッブは、かつてのメジャー・リーグの名選手であり、野球殿堂入り第一号の人物だ。

 

引退して約30年経っていた。

 

タイは、アルに伝記を書いて欲しいという。

 

伝説的人物から直々に依頼されたことで、アルは有頂天になって引き受けた。

 

引退したタイは、実業家に転身して成功した。

 

2度の離婚を経験し、豪邸に一人で暮らしている。

 

訪ねていったアルは、いきなり銃で揶揄われた。

 

タイは、糖尿病を患っている上、酒浸りだった。

 

さらに、気に入らないとすぐに怒りを爆発させ、銃をぶっ放す。

 

アルはすぐに、引き受けたことを後悔した。

 

彼は、真実ではなく、タイの指示通りに伝記を書くことを強要された。

 

アルは、タイが気にいるようなものをタイプし、真実を綴ったものをメモ書きにした。

 

タイプした原稿は、タイがチェックする。

 

メモ書きは隠した。

 

 

この作品は、事実に基づいている。

 

タイ・カッブ役のトミー・リー・ジョーンズの暴れっぷりが、とてもいい。

 

なお、表題は「カップ」であるが、本来の発音は「カッブ」なので、本文ではカッブと表示した。