独立記念日を翌日に控えた7月3日、ラスベガス。
旅行会社に勤めるフラニーは、ショウウインドウのディスプレイに余念がない。
彼女の同棲相手ハンクは、友人モーと自動車解体工場を営んでいる。
明日は、フラニーとハンクが出会って5年目の記念日でもある。
夜、互いにプレゼントを交換した。
フラニーはボラボラ島への航空券を、ハンクは家の権利書をプレゼントした。
しかし、何となくしっくりこない。
そして、些細なことで喧嘩が始まり、フラニーは飛び出していった。
彼女は、同僚のマギーのアパートに転がり込んだ。
ハンクは、モーのところへ。
翌日、ショウウインドウを手直ししていたフラニーは、ピアニストだというレイに声をかけられ、演奏会に誘われた。
ハンクはサーカス一座の踊り子ライラに心を奪われ、会う約束をした。
レイに会うためにレストランに入ったフラニーは、支配人から売春婦に間違えられた。
そこに、レイがやってきた。
彼は、ショウタイムの合間にウエイトレスをしているのだった。
二人は、つい、長話をした。
レイが働かないことに腹を立てた支配人は、彼をクビにした。
それでもレイは、フラニーといられることが嬉しかった。
ハンクは、ライラといい時間を過ごした。
この作品は、全編セットで撮影されている。
シナリオは、可もなく不可もない。