captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

グリンチ

ジム・キャリー主演、アメリカの映画である。

 

小さな町フーヴィルは、クリスマスのイルミネーションが華やかだ。

 

雪が積もり、プレゼントを抱えた人で溢れている。

 

少女シンディー・ルー・フーは、いつもと違う風景を不思議に思うと同時に、ウキウキしていた。

 

近くのグランペット山に住んでいるグリンチは、町の人から嫌われていた。

 

グリンチは生まれ時から全身が緑の毛で覆われていた。

 

そのせいで、両親に捨てられ、学校ではいじめられ、誰にも愛されることがなかった。

 

人嫌いになった彼は、山に入り、一人で生活している。

 

話し相手は、ペットの犬マックスだけだ。

 

長い間ひねくれていたため、彼のハートは半分の大きさに縮んでしまっていた。

 

町に降りたクリンチは、人々が楽しそうにしているのが気に入らず、悪戯を始めた。

 

シンディーの父ルーは、郵便局員だ。

 

父について郵便局に遊びにきたシンディーは、父とはぐれてしまい、地下に迷い込んだ。

 

地下では、クリンチが集められてきた郵便物をメチャメチャにしていた。

 

そこに出くわしたシンディーは、びっくりして集配機の中に落ちてしまった。

 

次々に押し寄せてくる手紙の山に押しつぶされそうになったシンディーを、クリンチは助けた。

 

シンディーは、グリンチは悪い人ではないと思い始めた。

 

 

この作品は、心が温まるファンタジーである。

 

主演のジム・キャリーは、特殊メイクだが、表情の変化がとても豊かだ。

 

コミカルな演技に、心が和む。

 

秀作である。