captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

デュエリスト / 決闘者

イギリスの映画である。

 

1800年、ナポレオン支配下のフランス、ストラスブール

 

第7騎兵隊のガブリエル・フェロー中尉は、軍の規律を破って、無用な決闘を繰り返していた。

 

ある日、彼は市長の甥と決闘して、重傷を負わせた。

 

市長に呼び出され叱責を受けたトレアール将軍は、フェローを謹慎処分にした。

 

将軍は、フェローに処分を伝えるため、アルモン・デュペール中尉を使わした。

 

フェローは自宅におらず、デュベールはフェローの愛人マダム・デリオンを訪ねた。

 

自宅に戻ったフェローはデュペールを逆恨みして、決闘を申し込んだ。

 

断りきれなくなったデュペールは、しぶしぶ応じた。

 

デュペールがフェローに傷を負わせたところで、召使いが邪魔に入ったため、引き分けに終わった。

 

その後、フェローは執拗にデュペールを追いかけ回すようになった。

 

半年後、デュペールはアウグスブルグの部隊に配属された。

 

そこで再びフェローと出会い、決闘することになった。

 

デュペールは胸を刺され、決闘を続けることができなくなった。

 

彼は、握手して終わりにしたかったが、フェローは、そのまま去っていった。

 

 

この作品は、復讐に燃えるサイコパスなストーカーの話、と捉えるとつまらない。

 

この時代の貴族は名誉が大事なので、暗殺を企てることなく、立会人を置いて決闘する。

 

決闘する二人の見た目がよく似ているので、見慣れるまで区別がつかない。