captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

デビルクエスト

ニコラス・ケイジ主演、アメリカの映画である。

 

1235年、フィラッハの街では、多くの罪のない女性たちが魔女の濡れ衣を着せられ、処刑されていた。

 

彼女らは、絞首刑の上、川に沈めて溺死させられるのだ。

 

夜、神父が一人で溺死体を引き上げて、「ソロモンの書」による祈祷で魔女の復活を阻止していた。

 

その時、一人の女性が生き返り、神父は川に落ちた。

 

ソロモンの書は燃え上がった。

 

100年後。

 

十字軍が、異教徒を撃破しながら、快進撃を続けていた。

 

騎士のベルメンとフィルソンは、一際、目立った活躍をしていた。

 

1344年、スミルナ攻略戦。

 

市街地に入った十字軍は、女子供を見境なく虐殺した。

 

それに嫌気がさしたベルメンは、信仰を捨て、フィルソンと共に部隊を去った。

 

1ヶ月後、二人は故郷のスティリアに戻った。

 

そこでは、黒死病が流行っていて、多くが死んでいた。

 

馬で町を出ようとした彼らは、持っていた剣の紋章を目撃され、身元がバレた。

 

彼らは、脱走兵として捕らえられたが、デベルザック神父によりダウングロワーズ枢機卿の元に連れて行かれた。

 

枢機卿も、黒死病に侵されていた。

 

二人が高名な騎士であることを知っている枢機卿は、捕らえている「黒い魔女」をセヴラック修道院まで護送するよう頼んだ。

 

セヴラックには「ソロモンの書」の最後の一冊があり、その力で魔女を封印できるのだ。

 

しかし、教会のやり方が気に入らないベルメンは依頼を断り、フェルソンと共に牢に入れられた。

 

向かいの牢に、黒い魔女が囚われていた。

 

彼女は、かつてベルメンが殺した女にそっくりだった。

 

ベルメンは、女に公平な裁判を受けさせることを条件に、護送の任務を引き受けた。

 

彼らは、捕らえられていた詐欺師のハガマーを、釈放させて案内人とした。

 

彼は、セブラックへの道を知っていた。

 

ベルメン、フェルソン、デベルザック神父、そして騎士のエッカートが、魔女を護送して出発した。

 

 

中世ヨーロッパの暗い感じが、うまく表現されている。