ポーランドの映画である。
青年スタフは、仲間のズィジョ、コスティックとともに、やさぐれた日々を過ごしていた。
彼らは時々、ドイツの貨物列車に飛び乗って、愛国者気取りで石炭を盗んでいた。
ある日の夜、ドイツ兵に見つかりズィジョが射殺された。
逃げる途中でコスティックと逸れたスタフは、一人、合流場所まで逃げてきた。
そこにコスティックは来ておらず、酔っ払いが一人いた。
スタフは、その酔っ払いに連れられて居酒屋に行き、そこで木工職人のセクワと知り合った。
それでスタフは、見習いとして「ベルグ兄弟木工所」で働かせてもらうことになった。
そこは、ナチスのお得意さんでありながら、レジスタンスに資金や武器を提供していた。
スタフは親方の命令で、ドイツ軍に認可されたカトリックの夜間学校に通うようになった。
その帰り道、彼はレジスタンスの女性ドロタを見て、一目惚れしてしまった。
青年たちによる抵抗は、無計画で、稚拙で、夢を追いかけている感じだ。
見せしめのために、多くの死体が電柱に吊るされているシーンは、衝撃的だ。