アメリカの映画である。
1969年、ベトナム戦争。
兵士が運んできた負傷兵が、次々にヘリに乗せられて運ばれていく。
無事な兵士たちは、すぐに戦場に引き返す。
アメリカ軍第101空挺師団に、新兵が補充された。
新兵のジョー・ベレツキーが防弾チョッキを着込んでいると、他の兵士が、そんなものを着ていると汗を吸って重くなるぞと、忠告した。
兵士たちは、トラックの荷台に乗せられて、戦場に運ばれていく。
前線に着いたベレツキーたちに、塹壕作りが待っていた。
泥だらけになって塹壕を作っているさなか、ベレツキーは、同じ新兵のヴィンセント・ラングリーに、妻の写真を見せた。
ラングリーが「もう、浮気しているだろう」と揶揄ったため、殴り合いの喧嘩になった。
塹壕を作るだけの日が続いて、兵士たちは、だらけていた。
フランツ軍曹とウースター軍曹は、来るべきエイショー・バレーの戦いについて、兵士たちに話をした。
北ベトナム軍の恐ろしさを、知ってもらう必要があった。
この作品は、人種差別や戦争の悲劇を中心に描いている。
ヒーローはいない。
戦争映画ファンには、物足りないかもしれない。