captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

新解釈・三國志

大泉洋主演、日本の映画である。

 

歴史学者蘇我宗光は、三國志に関する新たな説を発表した。

 

彼によると、蜀の初代皇帝劉備は、英雄とは程遠い者だった。

 

劉備は根っからの戰嫌いの小心者で、酒を飲むと大言壮語する。

 

約1800年前、後漢の終末期。

 

劉備関羽張飛に連れられて、桜の木の下で「義兄弟の誓い」をさせられた。

 

「桃の木の下でやるべきだ」と、劉備は文句を言うが、二人は意に介さない。

 

義兄弟の契りを結んだ3人は、兵を従えて黄巾党の討伐に向かった。

 

初陣である。

 

劉備軍は、関羽張飛の活躍で勝利した。

 

そのころ、皇帝を手中に入れた董卓が、天下を支配していた。

 

劉備は魏の曹操、呉の孫権らと連合して、反董卓軍を結成した。

 

しかし、戰嫌いの劉備は戦場に出てこない。

 

揉めていると、董卓軍最強の武将、呂布が登場した。

 

関羽張飛の二人が挑むが、呂布を倒すことは出来なかった。

 

その後、董卓は洛陽へ退却した。

 

劉備は、董卓呂布を分断させるために、絶世の美女を送り込む作戦を考えた。

 

人選を託された劉備軍一のイケメン趙雲が、丸々太った女性を連れてきた。

 

時代考証美女」貂蝉である。

 

まんまと策にはまった董卓呂布は、貂蝉を取り合い、呂布董卓を殺した。

 

 

この作品は、屋外でやっているコントにすぎない。

 

コメディなのだが、全く面白くなく、最後まで観るのが苦痛だった。

 

だからこそ、学ぶ点が多い教科書的作品といえる。