大泉洋主演、日本の映画である。
彼によると、蜀の初代皇帝劉備は、英雄とは程遠い者だった。
劉備は根っからの戰嫌いの小心者で、酒を飲むと大言壮語する。
約1800年前、後漢の終末期。
劉備は関羽と張飛に連れられて、桜の木の下で「義兄弟の誓い」をさせられた。
「桃の木の下でやるべきだ」と、劉備は文句を言うが、二人は意に介さない。
義兄弟の契りを結んだ3人は、兵を従えて黄巾党の討伐に向かった。
初陣である。
そのころ、皇帝を手中に入れた董卓が、天下を支配していた。
しかし、戰嫌いの劉備は戦場に出てこない。
その後、董卓は洛陽へ退却した。
劉備は、董卓と呂布を分断させるために、絶世の美女を送り込む作戦を考えた。
人選を託された劉備軍一のイケメン趙雲が、丸々太った女性を連れてきた。
まんまと策にはまった董卓と呂布は、貂蝉を取り合い、呂布は董卓を殺した。
この作品は、屋外でやっているコントにすぎない。
コメディなのだが、全く面白くなく、最後まで観るのが苦痛だった。
だからこそ、学ぶ点が多い教科書的作品といえる。