渡瀬恒彦主演、日本の映画である。
ある朝、東京が濃い霧に覆われた。
シングルマザーであるフリーのテレビリポーター小出まり子は、娘を母に預けて大阪で仕事をしていた。
彼女は関西放送報道部の田宮洋介に見送られて、東京行きの新幹線に乗り込んだ。
名古屋駅で、北斗電機の開発部長・朝倉達也が、妻に電話をした。
仕事人間の彼は家庭を蔑ろにしていて、妻との間に深い溝ができていた。
突然、電話が通じなくなった。
仕方なく、彼は新幹線乗った。
列車は、浜松で停車した。
霧に包まれた東京とは、一切の通信ができず、人や物の出入りもできなかった。
朝倉は、車内で居合わせた高校時代の同級生で自衛官の佐久間英司の計らいで、公用車に同乗させてもらい、厚木の北斗電機中央研究所に向かった。
まり子も、取材のために同行させてもらった。
研究所では、顧問の大河原権造博士を中心に、謎の霧について調査研究を始めていた。
関西放送では、田宮がカメラマンを伴って、ヘリで東京に向かった。
後半は、原作とはかなり違うストーリーになっている。
ラストは、取って付けたような感じだ。
原作通りに描いた方が、きっと面白い作品になっただろう。