captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

モンスター ( 2003 )

シャーリーズ・セロン主演、アメリカ、ドイツ合作の映画である。

 

1986年、フロリダ。

 

アイリーン・ウォーノスは、13歳の頃から娼婦をしていた。

 

彼女は、ヒッチハイクをしながら男に体を売る生活に疲れ果て、自殺を決意した。

 

持ち物は拳銃と、5ドルだけだ。

 

最後の5ドルを使い果たそうと、アイリーンは近くのバーに入った。

 

そこは、同性愛者が集う店だった。

 

彼女は、同性愛者のセルビー・ウォールから声を掛けられた。

 

アイリーンは、自分は同性愛者ではないとして立ち去ろうとしたが、セルビーに引き止められて話をした。

 

意気投合した二人は飲み明かし、セルビーが世話になっているドナの家に行った。

 

セルビーは同性愛の治療を受けるために、親の友人ドナに預けられていた。

 

ドナは、アイリーンが娼婦であると知り、二人の交際を禁じた。

 

アイリーンは、友人の倉庫を借りて暮らし始めた。

 

セルビーが会いにきて、二人は、ますます惹かれあっていった。

 

生活のためにアイリーンは、客をとった。

 

ヴィンセント・コーリーという男だ。

 

アイリーンは彼に森へ連れいてかれて、激しい暴行を受けレイプされた。

 

それで彼女は、自らを守るために、持っていた拳銃で彼を射殺した。

 

そして、車を奪った。

 

その車でアイリーンはドナの家に行き、セルビーを旅に誘った。

 

引き止めるドナを振り切って、セルビーは車に乗った。

 

金のある間、二人は楽しく過ごしたが、底をつくとセルビーの機嫌が悪くなった。

 

アイリーンはまともな職に就こうとしたが、学歴も経験もなく、さらに前科もあって、うまくいかなかった。

 

セルビーに殺人を打ち明けたアイリーンは、次の犯行に手を染めた。

 

 

この作品は、実在の連続殺人犯アイリーン・ウォーノスをモデルにしている。

 

主役のシャーリーズ・セロンが、凄い。