アメリカのSF映画である。
2019年、人類は人工衛星によって気象をコントロールするシステム、通称「ダッチボーイ」 を完成させた。
その結果、大規模な自然災害を、未然に防ぐことが出来るようになった。
コントロールは、国際宇宙ステーションで行われている。
このシステムを開発したジェイク・ローソンが、アメリカの査問委員会に呼ばれ、管理者の地位を更迭された。
後任には、彼の弟マックスが就いた。
3年後。
アフガニスタンにある小さな村が、住民ごと凍結された。
調査の結果、ダッチボーイの誤作動だとされた。
ダッチボーイは、現在アメリカが管理しているが、2週間後に国連に移譲されることになっている。
大統領は、この事件を隠蔽することを決めた。
マックスは、大統領に対して、早急にシステムを修理することを進言した。
国務長官は、ジェイクを国際宇宙ステーションに送るよう、マックスに命じた。
ジェイクは、管理者をクビになって失業し、離婚して、フロリダで1人、暮らしている。
マックスが会いに行くと、ジェイクの娘が来ていた。
兄弟は、険悪な仲になっていて、ジェイクはマックスを追い返そうとする。
しかし、事情を聞いたジェイクは、行くことを決めた。
その頃、香港では地下からマグマが噴き出し、高層ビルが崩れ落ちた。
ジェイクは、スペースシャトルで宇宙ステーションに到着した。
この作品は、過去のSFパニックを寄せ集めた感じで、内容は薄い。
CGは、美しい。
最後の方は、ハラハラドキドキのシーンが続いて、楽しめる。
吹き替えは、作文を読んでいるみたいで、聞いていて腹が立ってくるレベルである。
この作品は、字幕版を強くお勧めする。