1752年、イギリスのコリンズ一家は、アメリカに移住した。
そして水産業で成功し、大金持ちになった。
コリンズ家の息子バーナバスは、プレイボーイだ。
使用人のアンジェーリークと、良い仲になっていた。
しかし彼はジョゼットという美女と出会い、結婚を決意する。
それを、アンジェリークは許さなかった。
魔女である彼女は、魔術でジョゼットを崖から飛び降りさせて、殺害した。
バーナバスは後を追うが、死にきれない。
アンジェリークが彼に呪いをかけて、ヴァンパイアにしたからだ。
バーナバスは、アンジェリークの策略で生き埋めにされた。
200年後。
工事現場で、バーナバスの棺が、偶然、掘り起こされた。
出てきたバーナバスが自分の屋敷に戻ってみると、すっかり落ちぶれていた。
現在の当主は、女主人エリザベスだ。
屋敷には他に家族として、彼女の娘キャロリン、エリザベスの弟ロジャー、その息子デヴィッドが住んでいた。
また、精神科医のジュリア・ホフマン博士、使用人のヴィクトリアもいた。
バーナバスは、ジョゼットにそっくりなヴィクトリアに、一目惚れした。
彼は、一家に正体を明かすが、誰も信じてくれない。
そこで、誰も知らない秘密の隠し部屋を見せることで、ようやくコリンズ家の先祖だと認められた。
バーナバスは、父の「家族こそが何よりの財産」 という一言を胸に、家の復興を目指す。
コリンズ家は缶詰工場を経営しているが、ライバル会社のせいで、経営危機に陥っていた。
ライバル会社の社長は、魔力で生きながらえているアンジェリークだった。
この作品は、コメディである。
ジョニー・デップは、こういう役にはぴったりだ。