フランス、ベルギー合作の映画である。
サンドラは、ボルドーの税関麻薬局に赴任した。
初日の捜査で上司の指示に従わずに発砲し、顰蹙を買う。
しかし、麻薬10キロを押収した。
しかし、夜の内に強盗が警備の職員を射殺、押収した麻薬を奪われた。
その捜査のために派遣されてきたのが、サンドラの元恋人ラフィット刑事だった。
彼の不用意な発言で、サンドラが内部調査に来ていることが、ばれてしまう。
仕方なくサンドラは職員を集め、麻薬局に、密売組織と内通している者がいると、告げた。
その日サンドラがホテルに戻ると、バスタブにメッセージが書かれた死体があった。
これで、内通者の存在が確定的になった。
サンドラは、コマール社に税理士として潜入している同僚ローラと、連絡を取った。
コマール社は、表向き港湾荷役会社だが、麻薬密売の隠れ蓑になっている。
いきなりサンドラに呼び出されたローラは、怒っていた。
登場人物の人生の裏側が描かれていないので、薄っぺらい。
いわゆるB級映画である。
ツッコミどころが多い駄作には、いろいろと学ぶことがある。
主人公がもっと追い込まれると、楽しめたのに。