captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

ホーンティング

アメリカのホラー映画である。

 

不安や恐怖に対する反応を研究している博士が、幽霊屋敷を使って、実験をする。

 

被験者は、不妊症の治療だと言われて連れてこられた三人だ。

 

幽霊は、CGで造られている。

 

8000万ドルの制作費で、興行収入が約1億8000万ドルあった、成功した映画である。

 

しかし、評論家の評価は低かった。

 

駄作に対して与えられる「ゴールデンラズベリー賞」の5部門にノミネートされたのである。

 

ホラー映画には、感動も芸術性もいらない。

 

怖かったら、良いのである。

 

その意味では、評論家より一般の人の方が、見る目があった。

ツイスター

20年ほど前の、アメリカの映画である。

 

アメリカ中部・西部では、竜巻の被害が深刻である。

 

この映画は、竜巻のメカニズムを解明し、予報に役立てようとする「チェイサー」の活躍を描いている。

 

沢山の小さな観測機器を、竜巻に吸い込ませて、その動きを解析しようとするものだ。

 

だから、竜巻に接近し、予想される進路に観測機器を設置しておかねばならない。

 

この作品では、CGを駆使して、迫力ある映像に仕上がっている。

 

 

マリーゴールド・ホテルで会いましょう

イギリスの映画である。

 

舞台はインド。

 

父が経営に失敗した古いホテルを再建しようと、その息子が始めたのが、高齢者向け長期滞在型ホテルである。

 

いわゆる、ホテル形老人ホーム、みたいなものだ。

 

資金集めも兼ねて完成前にイギリスに広告を打ったところ、十人ほどが集まった。

 

それぞれ事情を抱え、やむなくここへやってきた老人達だが、日を経るにつれ、生活を満喫するようになる。

 

お年寄りばかりでは映画が暗くなるからなのか、若者の恋愛も絡めている。

 

老人達も、各の問題が解決されたりされなかったり。

 

イギリス英語なので、聴き取りやすく、リスニングの練習にもなる映画である。

 

 

 

怪盗グルーのミニオン危機一発

先日テレビでやっていたのを録画して観た。

 

改心した泥棒「グルー」が、真面目に店を始めたとき、「ミニオン」達が掠われてしまう。

 

物語はテンポ良く進んで、引き込まれた。

 

しかし、毎度の事ながら、「声」が気に入らない。

 

主役とその脇にいる者くらい、プロの声優を使え、と言いたいね。

 

台詞の棒読みは、勘弁願いたい。

 

映画館で、お金を払って吹き替え版を観たら、切れしまいそうだ。

 

残念ながらシリーズ物なので、今更交代は無いだろう。

 

それと、邦題の「危機一発」。

 

危機一髪が正しい日本語で、「一発」は、007シリーズに邦題を付ける時ピストルからイメージした造語である。

 

子供向けアニメに、「危機一発」は、いかんだろう。

 

付けた奴が、日本語が母国語でない奴だったからか。

心が叫びたがってるんだ。

日本の、青春アニメである。

 

先日、テレビでやっていたのを録画して観た。

 

高校生の少女が主人公である。

 

幼い頃、父親の不倫を目撃し、無邪気に母親に話したことで両親が離婚した。

 

出て行く父親が、「お前のお喋りのせいだ」と言い残す。

 

それに傷ついた彼女は、喋ることを封印してしまう。

 

そして、高校生に。

 

ある日、地域交流会の実行委員の1人に選ばれ、ミュージカルをやることになった。

 

彼女は、話すことが出来ないが、歌で気持ちを表現できることに気付く。

 

ばらばらだったクラスメートも、一つに纏まっていく。

 

よくある、青春ストーリーだ。

 

見終わった後、なんだか辛かったね。

 

高校生活を思い出して、後悔の無い人などいないだろう。

 

甲子園で優勝したエースくらいか。

 

それはさておき、この作品は、良くできている。

 

そして、若い俳優が出ている最近の邦画が、なぜつまらないのか理解した。

 

実写の作品に出ている俳優達が、アニメと違いがないのである。

 

台詞も動きも、アニメと同じである。

 

アニメなら面白くても、実写が同じ事をしていたら、つまらないのだ。

 

日本のアニメは世界に通用する。

 

邦画は、たまに良いのがあるが。

 

追跡者

「逃亡者」が成功して5年後に公開された、スピンオフである。

 

追跡する警官役は同じ、トミー・リー・ジョーンズだ。

 

元CIA捜査官が、殺人容疑で逮捕された。

 

飛行機で護送中に墜落事故に遭い、犯人は逃走する。

 

追跡劇が、始まった。

 

トミー・リー・ジョーンズは、渋くて、カッコイイ役なのだが。

 

BOSSのCMの影響で、「宇宙人ジョーンズ」に見えてしまう。

 

いまいち、入り込めなかった。

 

 

逃亡者

ハリソン・フォード主演の映画である。

 

医師が自宅に帰ると、妻が襲われ瀕死の状態だった。

 

妻の最後の言葉から犯人の手がかりを得るが、警察は彼を逮捕し起訴する。

 

裁判で死刑判決を受けるが、護送中に逃亡し、独自に犯人捜しに乗り出す。

 

逃げた医師を追いかける刑事役が、トミー・リー・ジョーンズだ。

 

敏腕刑事の追跡をかわしながら、真犯人に迫っていく。

 

スリルとサスペンスが連続し、観ている者に、絶え間なく緊張感と不安感を持たせる演出は、実に素晴しい。

 

観終わった後の疲労感が、心地よい。