CIAのベテラン捜査官エヴァン・レイクは、新人達を前にしてスピーチをした。
同僚は引退して民間企業に移るつもりだったが、エヴァンは、まだ、この仕事を続けたかった。
しかし本部は、彼に引退を勧める。
病気のことが程なく本部に知れることとなり、反発した結果、彼は解雇された。
エヴァンは22年前、ケニアで拉致され、テロリストから拷問を受けていた。
そのテロリスト集団のリーダー、モハメド・バニールは、死んだことになっていた。
しかし彼はそれを疑い、22年間バニールを追っていたのだ。
そんな時、ルーマニアのテロリストを追っていたCIAエージェントから、情報がもたらされた。
バニールが患っている病気の薬を、ルーマニアのコーネル医師が手配していたのだ。
エヴァンは、元同僚で若手のミルトン・シュルツと共に、ルーマニアに飛ぶ。
認知症の症状に悩まされながら、復習に燃える捜査官。
もどかしくて、ずっと、イライラさせられる映画である。
映画を観てスカッとしたい人には、勧められない。