日本の映画である。
ある組織が、組織内に不用な人物を排除し始めた。
排除すべき対象は、コンピューターが選定する。
ある日、歌舞伎町の医師を自称する大倉が、組織に高額の報酬で雇われた。
仕事は、とある村の小さな別荘で、青年の世話をすることだった。
工藤直也という名の青年は、無口で、毎日、ストイックに身体を鍛えていた。
大倉は、組織からかかってくる電話で、指示を受ける。
組織のコンピューターは、工藤にあてがう女を選定した。
梢ひろみという、イベントコンパニオンだ。
ひろみが来ても、工藤は関心を示さない。
そんなある日、コンピューターは排除すべき人物として、組織の会長を選定した。
つまらない作品だ。
話の流れが、良く分からない。
邦画好きの人には、こんなのが良いのだろう。
あるいは、コアな監督のファンは、好むのだろう。
組織のセットが、とても貧相で、お金をかけていないなあ、という印象だ。
途中、左右を反転している部分があるが、その意図が分からないし、その効果も分からない。
もしかしたら、深い、深い、作品なのかも・・・。