アメリカのアニメーション映画である。
ロボットの国。
ロボットは赤ちゃんから始まり、部品を交換しながら成長していく。
皿洗いロボットのコッパーボトム夫妻は、赤ちゃんキットを組み立てた。
ロドニーの誕生だ。
貧しさゆえに新しい部品ではなく、お下がりを交換しながらロドニーは成長していく。
ロドニーは、父の仕事を手伝うロボット「ワンダーボット」 を作った。
ワンダーボットは、初めはうまく動いていたが、店主の怒鳴り声に驚いて、厨房をめちゃめちゃにしてしまう。
ロドニーは、店の弁償をするために、都会・ロボットシティに出てきた。
彼は、ビッグウエルド社を訪れたのだが、憧れの発明家ビッグウエルドは、会社を追い出されてしまっていた。
実権を握っていたのは、ラチェットという者だった。
金の亡者である彼は、スペア部品の生産を中止した。
アップグレード版を購入できないロボットは、廃棄処分にすると決定したのだ。
このままでは、貧しいロボットたちは全て廃棄されてしまう。
リサイクルを推奨する作品だ。
そんな考えがよぎって不愉快になった。
未来に繋がらない物語である。