アメリカの映画である。
中古車販売業を営むハリー・ワームウッドは、金儲けしか頭にない。
彼は、妻ジニアとの間に、娘が授かった。
マチルダと名付けられたその子は、赤ちゃんの時に自分の名前が書けた。
4歳になった頃には、家中の本を全て読んでしまい、図書館に通い始めた。
児童書を読んでしまったら、次は、大人の本も読み始めた。
教養のない両親はテレビばかり観ていて、娘の成長に興味がない。
いつしかマチルダは、六歳半になった。
マチルダには、不思議な力が目覚め始めていた。
ある日、クランチェム・ホール小学校の女校長、ミス・トランチブルがハリーの店に、車を買いに来た。
その時の会話が切っ掛けで、マチルダは、ようやく小学校に通わせてもらえることになった。
この学校は、校長が暴力的で体罰も激しく、恐怖で子供達を支配していた。
児童虐待、そのものだった。
しかし担任のミス・ハニーは、若くて優しい先生だ。
聡明なマチルダは、校長と対立する。
ある日、マチルダはミス・ハニーの家に招かれた。
そして、ミス・ハニーと校長との関係を聞いた。
今、校長が住んでいる家は、実はス・ハニーの家であり、彼女が家を出る時、大切にしていた人形を置いてきたのだった。
マチルダとミス・ハニーは、校長が出掛けるのを待って、家に忍び込んだ。
2階の部屋に行くと、人形が、そのまま置かれていた。
車が故障して、校長が家に戻ってきた。
マチルダ VS 鬼校長
凶暴な校長の暴れっ振りは、凄まじい。
ホーム・アローンの様な、笑えるアイデアが、この作品には無い。