captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

バラバ

アンソニー・クイン主演、イタリアの映画である。

 

約2000年前のローマ帝国エルサレム

 

イエス・キリストか、バラバのどちらかが、祝祭の恩赦で釈放されることになった。

 

民衆の声に従い、バラバが釈放され、イエス磔刑に処せられた。

 

解放されたバラバは、仲間の所に戻る。

 

愛人ラルケは、イエスの信者になっていた。

 

バラバは、イエス磔刑の最中に起きた奇跡を体験する。

 

エスは、予言通りに復活した。

 

遅れて出向いたバラバに、ラルケは目撃したことを語るが、バラバは信じない。

 

しばらくして、民衆を扇動したとしてラルケは捕まり、石打の処刑に遭う。

 

バラバは自暴自棄になって、犯罪に手を染め、再び捕まってしまった。

 

彼は処刑されることなく、鉱山での重労働を課せられた。

 

20年経った頃、崩落事故が起きる。

 

しかし彼と、イエスの信者サハクは生き残った。

 

畑仕事に回された彼らは、領主に見いだされ、ローマで剣闘士の訓練を受ける。

 

バラバは、新約聖書に出てくる人物だ。

 

彼は、イエス・キリストの代わりに生き残ったのではないが、自分が選択されたことを常に気にしていた。

 

危機が訪れても、いつも生き残ってきたのは、神の意志ではないかと、思っていた。

 

長い作品である。

 

ヒーローが活躍する物語ではないので、やや、退屈だ。

 

ラストはつまらない。