1987年、サンフランシスコ。
中国からの移民である4人の婦人が、「ジョイ・ラック・クラブ」という会合を開いていた。
麻雀をしながら、おしゃべりを楽しむ会だ。
その中の1人ユースアンが、先日亡くなった。
ユースアンの娘、ジューンが、ご婦人達の仲間に入っている。
ユースアンには、日中戦争の最中、置き去りにした双子がいた。
彼女は亡くなるまで、そのことを気にしていた。
仲間の1人が、その双子が生きていることを突き止め、手紙を出した。
返事が来て、そこには会いたいと書いてあった。
そこで、ジューンが中国へ行くことになった。
ジューンを送り出すパーティーが開かれる。
3人のご婦人達にも、それぞれ娘がいて、結婚している。
パーティーは、彼女たちも集まり賑やかだ。
ご婦人達それぞれの回顧シーンが続く。
皆、苦労して、辛い思いをしてアメリカに渡ってきたのだ。
そこで儲けた一人娘も、また、苦労しながら壁を乗り越えている。
一人称一視点で、人物が交代していくので、ちょっとややこしい。
登場人物の相関関係が、分かりにくい。
それでも、ラストは感動した。