アメリカの映画である。
19世紀のスイス。
そこで、長年ジュネーブで暮らしているアメリカ人青年フレデリックと出会う。
青年は、デイジーの美貌に惹かれるが、デイジーはヨーロッパ社交界にいるような淑女ではない。
冬になり、デイジー一家は、イタリアを訪れた。
青年も、追いかけてついていく。
デイジーは、歌の上手い青年と出会い、共に時間を過ごす。
フレデリックは、遠くで見つめているだけで、デイジーに迫ることができない。
退屈で、つまらない映画である。
堅苦しいヨーロッパ社交界と、奔放なアメリカ娘の行動を対比したいのだろうが、上手くいっていない。
ただひたすら、眠気と戦う映画である。
原作であるヘンリー・ジェームズの小説は、面白かった。