1946年、アメリカのファンタジー映画である。
主演は、ジェームズ・スチュアート。
モノクロ作品だ。
クリスマスイブに、孤独なジョージは、自殺を図ろうとしていた。
天国では、まだ翼が持てない2級天使がいて、彼を救うことになる。
天使は、まず、彼のこれまでの人生を観ることになった。
それが、実に気の毒な人生だった。
多くの親切、自己犠牲で、他人を幸せにしてきたが、自分は報われることがなかったのだ。
彼が選んだのは、橋からの飛び込み自殺である。
そして飛び込もうとした時、川に落ちたのが、天使だった。
彼は天使を助け、天使に「彼が生まれてこなかったなら、どういう世の中になっていたか」を見せられる。
ほのぼのとした、暖かい映画である。