captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

君代憤怒の河を渉れ

高倉健主演、日本の映画である。

 

秋。

 

新宿の雑踏。

 

東京地検検事・杜丘冬人は、突然見しらぬ女・水沢恵子から指さされ、「強姦されて、現金とダイヤを盗まれた」 と言われる。

 

杜丘は、逮捕された。

 

さらに別の男・寺岡俊明が、杜丘にカメラを盗まれたと証言した。

 

杜丘は、家宅捜索の隙を突いて、逃走すし、水沢恵子を調べるために石川へ向かった。

 

そこで水沢恵子は偽名であり、本名が横路加代だと判明する。

 

しかし加代は、殺されていた。

 

寺田は加代の夫で、本名が横路敬二といい、北海道にいることが分かった。

 

杜丘は、北海道へ飛ぶ。

 

杜丘は、朝倉代議士の転落事件を調査していた。

 

その最中に、濡れ衣を着せられたのだった。

 

代議士は自殺だと証言した長岡良介を、彼は、疑っていた。

 

北海道へ向かう彼は、殺人犯として、指名手配されていた。

 

そして北海道の横路宅では、警察が待ち構えていた。

 

杜丘は、山中に逃亡する。

 

高倉健が、格好いい。

 

アクション、スリル、サスペンスが満載である。

 

高倉健のファンでなくても、見応えのある作品だ。

ニュースの真相

ケイト・ブランシェット主演、オーストラリア・アメリカ合作の映画である。

 

2004年。

 

ブッシュ大統領の2期目の選挙戦は、ケリー候補と一騎打ちだった。

 

CBSの報道番組「60ミニッツⅡ」 は、ブッシュ大統領の軍歴詐称疑惑を追っていた。

 

プロデューサーのメアリー・メイブスは、その証拠となる文書を入手した。

 

文書に記されたサインの筆跡鑑定や、関係者へのインタビューを編集して、選挙の前に放送した。

 

その直後から、ネットを通じて文書捏造疑惑が湧き上がる。

 

CBSは、メアリー達スタッフの内部調査を始めた。

 

現役大統領のスキャンダルが、CBSによる誤報事件に発展したためだ。

 

金と権力があれば、真実をもみ消すことが出来る。

 

そのことを描いた作品である。

 

後味が、悪い。

ボーン・レガシー

アメリカの映画である。

 

記憶を取り戻したジェイソン・ボーンは、行方をくらました。

 

その頃、CIAの暗殺計画「アウトカム」 のメンバー、アーロン・クロスは、アラスカで訓練をしていた。

 

訓練中は、グリーンとブルーの錠剤を摂取し、血液サンプルを採取する。

 

そして、定期的に医師の問診が課されていた。

 

CIA内部捜査局のパメラ・ランディは、暗殺者を要請する「トレッドストーン」 や「ブラックファイヤー」 を、告発しようとしていた。

 

CIA国家調査研究所の責任者リック・バイヤーは、「アウトカム」 の隠蔽を謀る。

 

データを消去し、参加者の暗殺を始めた。

 

狼に追われて薬を落としてしまったアーロンは、山小屋で諜報員と合流し、一泊した。

 

翌朝、山小屋がミサイルで攻撃される。

 

諜報員は殺されたが、アーロンは、外に出ていて間一髪、難を逃れた。

 

アーロンは、高性能ライフルで、ミサイルを放った無人機を撃墜した。

 

アウトカム参加者の身体には、発信器が埋め込まれている。

 

新たな無人機が、彼を狙って発進した。

 

アーロンは、脇腹から発信器を取り出し、狼に咥えさせる。

 

その狼にミサイルが的中して、発信は途絶えた。

 

死を装ったアーロンは、車で移動する。

 

その頃、アウトカム計画の錠剤を研究開発していたモルランタ社で、一人の研究員が銃を乱射して、他の研究員を大勢射殺した。

 

生き残ったマルタ・シェアリング博士が、自宅に戻ったところ、CIAの捜査員が訪ねてきた。

 

彼らは、マルタの暗殺を謀る。

 

そこに、アーロンが飛び込んできて、捜査員達を射殺して、家に火を放った。

 

アーロンは、マルタを連れて車で移動した。

 

マルタはアーロンを問診した医師であり、錠剤の事を知っているのだ。

 

マルタ暗殺を失敗したCIAは、彼女を追う。

 

この作品は、「ジェイソン・ボーン」 シリーズのスピンオフである。

 

前作を観ていないと、トレッドストーンなどの意味が分からないだろう。

 

難はそれだけで、アクション映画としては、十分、楽しめる。

 

最後は、意外な方法で決着が付く。

横道世之介

日本の映画である。

 

横道世之介は、大学進学のため長崎から上京してきた。

 

入学初日、倉持一平や阿久津唯と出会い、流れでサンバ同好会に入る。

 

世之介は、お人好しであり、また、あっけらかんとした性格である。

 

同好会やバイトなど、普通の学生生活をおくっている。

 

ある日、高校の同級生・小沢と待ち合わせていた場所で、洗練された年上の女性・千春に出逢う。

 

千春は、別れ話の席に世之介を同席させた。

 

「いい男になりなさい。」 と言われた世之介は、そうなろうと決心する。

 

世之介は、友人に誘われてのダブルデートで、翔子に出逢った。

 

翔子は、運転手付きのセンチュリーで移動するお嬢様だ。

 

おっとりしていて、丁寧な言葉遣いをする。

 

翔子に懐かれて、2人は仲良くなっていく。

 

時折、16年後のシーンが出てくる。

 

世之介と関わりのあったメンバーが、それぞれ別の人生を歩んでいて、彼を思い出すのだ。

 

この作品は、2時間40分程もある。

 

事件も緊迫した場面もなく、30分過ぎた頃には、観るのが苦痛になってきた。

 

しかし、翔子が登場した頃から、楽しくなってきた。

 

吉高由里子の演技力が、秀でているからである。

 

 

大殺陣

里見浩太朗主演、日本の映画である。

 

四代将軍・徳川家綱の時代。

 

大老酒井忠清は、家綱の弟・綱重を五代将軍に据えて、自分は摂政として天下を取ろうと目論んでいた。

 

このままでは世の中が益々荒んでいくと考えた軍学者山鹿素行は、酒井の暗殺を計画し、仲間を募っていた。

 

酒井はそれに気づき、暗殺一味と疑われる者を一斉に捕まえることにした。

 

雨の日。

 

書院番・神保平四郎の家に、役人に追われた友人が駆け込んできた。

 

このとき、妻の加代が役人に斬り殺されてしまう。

 

平四郎は、何とか逃げだした。

 

行くあてのない平四郎を、貧乏旗本の浅利又之進が匿ってくれた。

 

平四郎は、素行の姪・みやに出会い、暗殺一味に加わった。

 

一味の中から裏切るものが出て、首謀者が山鹿素行であることが酒井に知られてしまう。

 

素行は地下に潜り、暗殺の標的を綱重に変更した。

 

一味は、水戸光圀を見送りに出た綱重一行を襲撃する計画を立てた。

 

半世紀以上前の、モノクロ映画である。

 

刀で斬り合いをするのだが、衣服が切れることも、血が噴き出すこともない。

 

片手で太刀を振り回す。

 

全く、リアリティがない。

 

時代劇は、最近の作品の方が、格段に進歩している。

 

 

 

グッドナイト・ムーン

ジュリア・ロバーツ主演、アメリカの映画である。

 

ニューヨークでカメラマンをしているイザベルは、20才年上のルークと同棲している。

 

ルークには、別れた妻ジャッキーとの間に、2人の子供がいた。

 

姉のアンナは12才、思春期にさしかかり、気むずかしい。

 

弟のベンは、まだ子供だ。

 

アンナとベンは、ルークとジャッキーが交代で育てていた。

 

この2人にとってジャッキーは完璧な母親であり、イザベルにはなつかない。

 

またイザベルは、仕事は出来ても家事は全くダメだった。

 

ある日、イザベルとルークは、2人してバスルームでいちゃついているところをアンナに見られてしまった。

 

それがジャッキーに知れることになり、イザベルとジャッキーは大げんかをしてしまうル

 

ジャッキーは、子供達をイザベルには任せられないと思った。

 

しかし、ルークはイザベルにプロポーズをする。

 

ジャッキーは、癌が再発し、既に全身に転移していた。

 

これが切っ掛けで、ジャッキーはイザベルの良いところを見ようとし始めた。

 

そしてアンナにも、そのようにするよう言い聞かせた。

 

葛藤を乗り越えて、家族の強い繋がりができる。

 

心が温まる物語だ。

 

 

群盗荒野を裂く

イタリアの、マカロニウエスタンである。

 

メキシコ革命の最中。

 

ゲリラのチュンチョは、政府軍から武器弾薬を強奪して、革命軍のエリアス将軍に売りつけていた。

 

ゲリラは、チュンチョの弟サント、紅一点のアデリータ、そして金目当ての男達だ。

 

ゲリラが、列車を襲う。

 

列車は逃げ切れそうだったが、乗客のアメリカ人ビルが、運転手を射殺した。

 

列車を停めたビルは、ゲリラの仲間になる。

 

一行は、サンミゲルの町にやってきた。

 

この街は、革命軍によって解放されたとはいえ、明日にも政府軍が攻めてくるかも知れない。

 

チュンチョとサントは、町を守るために残ることを主張する。

 

ビルは、それに反対した。

 

そして、男達を連れて、エリアス将軍の元に向かう。

 

町民に戦い方を教えたチュンチョは、列車に積まれていた機関銃を取り返すために、ビル達を追った。

 

一行は政府軍に遭遇し、銃撃戦になる。

 

生き残ったのは、チュンチョとビルだけだった。

 

2人で、先を進む。

 

序盤は、緩やかな展開で退屈だ。

 

話が進むにつれて、だんだん盛り上がっていく。

 

ラストは、感動するだろう。