本宮泰風主演、日本の映画である。
元侠和会幹部三上哲也の弟分・大宮和也の忘れ形見、大宮隼人が、取調べ中に脱走した。
行方をくらました隼人を、氷室たちは手分けして探すが、見つからない。
三上や中国マフィアも、隼人を探していた。
丸神会の菊村は、理事長の沖田を失脚させるための工作をしていた。
菊村は北陸の海部と組んで、中国マフィアから薬物を仕入れる資金一億円を、沖田に出させることに成功した。
海部の子分、小渕が中国マフィアに一億を支払ったが、薬物が届かない。
マフィアは、「事故だ。」と言って、取り合わなかった。
隼人の姉マユミは、三上が匿っていた。
そこに、氷室から電話がかかってきた。
逃がしてもらったマユミは、子供の頃に隼人と遊んだ倉庫に向かった。
そこに、隼人がいた。
この作品では、中国マフィアに殴り合いで歯が立たなかった田村たちが、トレーニングするシーンがある。
銃ではなく、殴り合いで仕返しするのは、ヤクザとしての矜持か。