captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

居酒屋兆二

高倉健主演、日本の映画である。

 

函館の街外れ、藤野は妻と二人で居酒屋「兆二」 を営んでいる。

 

店は常連客によって繁盛しており、彼は親しみを込めて兆二と呼ばれていた。

 

兆二は、かつて造船所で働いていた。

 

同僚をリストラすることに反発して辞職し、居酒屋を開いたのだった。

 

彼には、かつて恋人・さよがいた。

 

二人は深く愛し合っていたが、さよに縁談が持ち上がった。

 

さよの幸せのために、兆二は身を引く。

 

さよは裕福な牧場主・神谷と結婚したが、不注意から火事を越してしまって行方をくらませた。

 

ある日、常連客・秋本の妻が亡くなり、もう一人の常連客・河原がそのことで秋本をなじった。

 

諫める兆二に対して、河原が逆上し、成り行きで兆二は河原を殴ってしまう。

 

警察に連行された兆二は、取り調べを受けるが、それは暴行の件ではなかった。

 

かつての恋人さよと共謀して神谷の牧場に放火したと、疑われていたのだ。

 

嫌疑が晴れた兆二は、さよを探しに札幌へ出向く。

 

高倉健のための映画と言える。

 

真面目、実直、一本気、誠実・・・。

 

理想的な男を、高倉健が演じている。

 

そう、いつもの高倉健だ。

ウルトラヴァイオレット

ミラ・ジョヴォヴィチ主演、アメリカのSF映画である。

 

21世紀末、あるウイルスが蔓延した。

 

それに感染すると、超人的な能力を獲得するが、寿命が極端に短くなる。

 

感染者はファージと呼ばれ、政府はウイルス撲滅のためファージを殺害していった。

 

主人公ヴァィオレットは、目の前で政府に夫を射殺された。

 

ヴァィオレットは、感染していた夫の血液を浴びてしまう。

 

さらに、堕胎させられた。

 

時が過ぎ、ヴァィオレットはファージとしてレジスタンスに入り、政府と戦っていた。

 

ダクサス枢機卿は、ファージを撲滅する兵器を開発した。

 

その情報をキャッチしたレジスタンスは、兵器強奪のため、ヴァィオレットを政府機関に潜入させる。

 

特殊な薬品を飲み、検査をくぐり抜けたヴァィオレットは、兵器を盗み出すことに成功したが、その兵器は、予想外のものだった。

 

ミラ・ジョヴォヴィチのファンには、堪らなく嬉しい作品だ。

 

彼女の魅力を、100%引き出している。

 

CGはショボイけれど、ミラ・ジョヴォヴィチの活躍が、それを補ってあまりある。

 

近未来とはいえ、約100年も先の話なのに、武器をはじめ世の中の進歩が少ないような・・・。

 

そんなことは、気にしないで楽しもう。

 

映画は、娯楽なのだ。

エリザベスタウン

アメリカの映画である。

 

主人公ドリューは、シューズ会社のデザイナーだった。

 

新作のプロジェクトに失敗して、10億ドルの損失を出してしまう。

 

そのことで上司から罵倒された挙げ句、解雇され、恋人にも振られてしまった。

 

何もかもなくした彼は、自殺を決意し、準備を整える。

 

さあこれからという時に、妹から電話がかかってきた。

 

父が、急死したという。

 

父は、故郷のエリザベスタウンを訪れていて、そこで亡くなったのだった。

 

母は、父の一族から結婚を反対されたこともあり、エリザベスタウンへ行くことを拒否する。

 

仕方なく、ドリューは1人で向かった。

 

行きの飛行機の中で、彼は、陽気なフライトアテンダント・クレアと出会う。

 

クレアは、何かと世話を焼いてくれた。

 

迷いながら、何とかエリザベスタウンに着いたドリューを、町の人は大いに歓待した。

 

戸惑いながらドリューは、ホテルに泊まる。

 

その夜、クレアに電話して、夜通し語り明かした。

 

どん底に落ちた青年が、底抜けに明るい女性と出逢い、立ち直っていく物語だ。

 

暇つぶしにはなる。

 

 

ドクター・ストレンジ

ベネディクト・カンバーバッチ主演、アメリカの映画である。

 

魔術師カエリシウスが手下を引き連れ、魔術書庫の番人を殺害、禁断のページを破って盗み出した。

 

フードを被った人物が彼らを追い、結界を作ってその中で戦いが始まる。

 

カエリシウス達は、追い詰められるも、次元の穴を作って逃げおおせた。

 

主人公スティーブン・ストレンジは、天才的神経外科医だった。

 

しかし、交通事故で重傷を負い、手術を繰り返すも、両手は元のように動かなかった。

 

絶望した彼は、脊髄断裂で下半身麻痺から回復した男の話を聞き、会いに行く。

 

その男から「カーマ・タージ」 という施設を聞いたストレンジは、カトマンズを訪れた。

 

そこで師匠となるエンシェント・ワンから奇跡的な情景を見せられ、弟子入りした。

 

彼は、修行によって、魔術を身につける。

 

そして、暗黒次元の魔術を使うカエリシウスとの戦いが始まる。

 

CGを駆使した映像は、最高に美しい。

 

パラレルワールドアストラル体など、オカルトや精神世界に興味のある人は、入りやすいだろう。

 

そういうものに全く興味のない人も、CGとアクションシーンは、楽しめる。

 

登場人物の裏側が描かれていないから、人物が薄っぺらい。

 

エンシェント・ワンの吹き替えをしている樋口可南子は、下手すぎて話にならない。

 

ド素人に吹き替えをさせる風習は、いつまで続くのやら。

海の牙

フランスの映画である。

 

第二次世界大戦末期、ドイツ潜水艦Uボートが、密かにオスロ港を出た。

 

乗っていたのは、ハウザー将軍、ゲシュタポのフォルスターとその部下のウイリー。

 

さらに、イタリア人ガローシとその妻ヒルダ。

 

ヒルダは将軍の妾だ。

 

ノルウェーの学者エリックセンと娘のイングリッド、フランスの新聞記者クーテュリエも乗っていた。

 

出港して間もなく、連合国軍と戦闘になり、逃げ切ったもののヒルダが重傷を負った。

 

そこでフランスの海岸から、医師ギベールを乗艦させる。

 

Uボートは、南米に向かっていた。

 

乗っているのは、訓練を受けた兵士ばかりではない。

 

閉鎖された空間で、ストレスが溜まっていく。

 

しばらくして、ラジオからベルリン陥落、ヒトラー死亡のニュースが流れた。

 

艦内に動揺が走る。

 

そして絶望したガローシは、投身自殺してしまった。

 

Uボートは、燃料補給のため、南米の小さな港に入った。

 

戦争映画と言うより、人間ドラマだ。

 

常に緊張感があって、疲れる作品である。

 

その疲れが、心地よいのだが。

 

ただ、内容が内容だけに、虚しさが残る。

 

 

永遠の0 ( ゼロ )

百田尚樹原作、日本の映画である。

 

司法浪人をしている佐伯健太郎は、今年も落ちて、すっかりやる気を無くしていた。

 

そんなおり、祖母の松乃が死去する。

 

葬儀の時、祖父・賢一郎から、自分は血の繋がりが無いと打ち明けられた。

 

本当の祖父は、宮部久蔵という人で、戦死したのだと。

 

健太郎の姉・慶子はフリーライターだ。

 

終戦60周年記念プロジェクトを任されていた。

 

そこで、弟と二人して、宮部久蔵のことを調べ始めた。

 

戦友だった人に会いに行くと、みんな口を揃えて「宮部は海軍一の臆病者だった」 と、悪口を言う。

 

しかし、六人目に訪ねた井崎という人は、久蔵を尊敬しており、真実の姿を話してくれた。

 

久蔵は、零戦パイロットだった。

 

やがて、パイロットの教官として、新人を教育していた。

 

久蔵は、妻と娘のために生きて帰ると、いつも口にしていたという。

 

教え子達にも、命を粗末にするなと言っていた。

 

しかし、教え子達は、次々に神風特攻隊として出撃していったのだった。

 

久蔵は、ついに特攻隊に志願する。

 

この作品は、小説の方が素晴らしい。

 

原作に感動した人は、映画は観ない方が良いだろう。

 

シナリオは良いのだが、CGが、あまりにも稚拙なのだ。

 

ハリウッド映画のようなリアリティが、全く無い。

 

だから、作品に集中していても、CGのシーンで現実に引き戻されて興醒めする。

 

原作を読んでいない人には、感動的な作品だ。

 

愛する妻、両親、子供、あるいは恋人を守るため、自らの命を犠牲にした多くの若者に意識を向けられる。

 

彼らの犠牲があったから、我々は、平和に暮らしていけるのだ。

 

そのことは、反日左翼には、解らないだろうなぁ。

 

 

オブリビオン

トム・クルーズ主演、アメリカのSF映画である。

 

近未来、人類ははエイリアン「スカヴ」 と戦い、勝利したものの地球は荒廃してしまった。

 

人類は、土星の衛星タイタンへ移住する。

 

主人公ジャックは地球に残り、スカヴの残党を駆除する任務に就いていた。

 

ヴイクリアと塔に住んで、ポッドで偵察に出る毎日だ。

 

ある日、大爆発があり、現場に急行すると宇宙船が大破していた。

 

カプセルの中にいた女性を見て、ジャックは驚いた。

 

エンパイアステートピルでその女性と会う夢を、毎晩見ていたのだった。

 

彼女は、ジャックの名前を呼んだ。

 

彼女を、塔に連れて帰る。

 

ジャックは、5年前までの記憶しかなかったが、やがてその理由を知ることになる。

 

それ以上の真実も。

 

CGを駆使した、美しい未来の映像が見物だ。

 

大画面で、その場にいる臨場感を味わうのが、一番良い。

 

ストーリー自体は、どこかで聞いたような、ありがちな展開である。