captainsunday’s blog

思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

ブラッド・ダイヤモンド

レオナルド・ディカプリオ主演、アメリカの映画である。

 

アフリカのシエラレオネ内戦、反政府勢力が戦闘資金を集めるためにダイヤを密輸していた。

 

いわゆる「紛争ダイヤ」をめぐる、戦争映画である。

 

主人公アーチャーは傭兵で、ダイヤを密輸しようとしているところを政府軍に捕まった。

 

留置場で、反政府軍に働かされていた男・ソロモンが、大粒の「ピンクダイヤモンド」を隠していることを知る。

 

出所後アーチャーは、ピンクダイヤを取りに行こうとソロモンを誘うが。

 

ソロモンは、ダイヤより、離ればなれになった家族との再会を望んでいた。

 

その頃家族は、難民キャンプにいた。

 

また、反政府軍に連れ去られた息子は、少年兵として訓練を受けていた。

 

この作品は、ダイヤの密輸について、ロンドンの一企業におけるダイヤの独占について、そして、アフリカ紛争地帯の少年兵についての問題を提起している。

 

特に、殺戮マシーンとして洗脳された少年兵が、恐ろしい。

 

無差別に人を殺すことを、何とも思っていないのである。

 

そしてそれは、映画の中だけでなく、実際に、現在も、存在している。

 

この作品を多くの人が見ることで、問題の解決に、少しは役に立つだろう。

 

「知る」ことが始まりだからである。

 

ただ、この映画の戦闘シーンというか虐殺シーンは、凄まじい。

 

人によっては、トラウマになってしまう程のものである。

ジョン・カーペンターの要塞警察

アメリカのアクション映画である。

 

リオ・ブラボー」のオマージュだそうだ。

 

若者達が武装したギャングになっていて、住民達は、街を離れてしまっている。

 

そんな時に警部補になった主人公が、その街の警察署に赴任してきた。

 

といっても、既に移転が始まっていて、電話の切り替えが済むまでの間のはずだった。

 

そこに、たまたま護送中の死刑囚が運ばれてきた。

 

一人の囚人が病気になって、取り敢えず留置場に入れて医者に診せるためである。

 

突然、男が一人駆け込んできた。

 

娘を殺され、犯人に復讐したところ、犯人の仲間達に追いかけられてきたのだ。

 

仲間こそが、この街の武装ギャング団だった。

 

奴らは、集団で警察署に銃弾を撃ちこんで来た。

 

電話線が切られ、外部と連絡を取る術は無い。

 

付近は、既にゴーストタウンとなっていて、人通りもない。

 

主人公は、死刑囚と共に応戦するが、手持ちの銃弾が乏しくなってきた。

 

設定が違うだけで、西部劇である。

 

それ故、人命が軽い。

 

命にドラマがない。

 

主人公に、有名俳優を起用していれば、もうちょっと良かったのかもしれない。

赤い風車

巨匠ロートレックを描いた、イギリスの映画である。

 

パリのカフェ「ムーラン・ルージュ」に通うロートレックは、一人の女性と恋仲になる。

 

然し彼女は、ロートレックから金をせびっては他の男に貢ぎ、ついには彼の元を去ってしまう。

 

彼は、少年の頃に足を怪我し、足の成長だけが止まっていた。

 

そのため、上半身は大人であるが、身長が150センチほどしかなかった。

 

女に去られてから酒に溺れ、自殺未遂までする。

 

それでも、絵に対する情熱があり、再び作品に取りかかるが。

 

美しい作品であるが、寂しさが残る。

 

ロートレックの生涯が、その様なものであったから仕方がないのだが。

 

 

アニマル・ウォーズ 森林帝国の逆襲

アメリカのコメディー映画である。

 

原題は「Furry  Vengeance」毛皮に被われたものの復讐。

 

物騒な題名だ。

 

邦題は、「スターウォーズ・帝国の逆襲」のパロディー。

 

森林をリゾートタウンに開発する会社から、現場の主任として派遣されてきた男が主人公である。

 

この男と、アライグマをボスとする野生の動物や鳥たちとの戦いを描いている。

 

といっても、男が一方的にやられっぱなしなのだが。

 

コメディーだからとは言いたくないが、脚本は熟れていない。

 

正義は必ず勝つというセオリーだけは、守っている。

 

この様な駄作を観ることで、秀作が解るようになるのだ。

 

駄作に染まってしまってはいけないが。

ファンダンゴ

ケビン・コスナー主演、アメリカの青春映画である。

 

ベトナム戦争末期、召集令状を受け取った大学生と仲間達。

 

主人公ガードナーの呼びかけで、最後の馬鹿騒ぎ ( ファンダンゴ ) をやろうと、キャデラックで出掛ける。

 

メキシコ国境を目指していたが、ガス欠になるわ、故障するわ、疲労がたまるわで、喧嘩が始まる。

 

売り言葉に買い言葉で、フィルがスカイダイビングをすることになった。

 

用意されていた飛行機は、鶏が巣を作っていて、扉もないオンボロである。

 

仕方なくパラシュートボックスを背負って飛び立つフィルを、仲間達は笑って見物している。

 

飛び立って間もなく、フィルが背負ったボックスの中身がパラシュートではなく、洗濯物だと発覚した。

 

既に、飛行機は飛び立っていて連絡のしようがない。

 

やがて、空中に飛び出したフィルはパラシュートを開くが、出てきたのは洗濯物。

 

空に広がる洗濯物を見て、フィルはパニックに、下の仲間は大騒ぎである。

 

しかし予備のパラシュートで、事なきを得た。

 

この後も、騒動は続くが、最後は心温まる展開になる。

 

 

 

 

ワイルド・アパッチ

バート・ランカスター主演、アメリカの映画である。

 

西部開拓時代、居留地から逃げ出したインディアンと追跡する騎兵隊との戦いを描いている。

 

逃げ出したインディアンは、牧場を次々に襲って住民を虐殺し、馬を奪う。

 

インディアンは、殺した男から力を得るために、拷問しながら、じわじわと殺す。

 

女は、集団でレイプする。

 

非常に残虐なものとして描かれている。

 

「モホークの太鼓」の時にも書いたが、もともとアメリカ大陸で暮していたのはインディアンの方である。

 

平和に暮していた彼らを、何百万人も虐殺したのは白人の方なのだ。

 

一説には2000万人が殺されたという。

 

誇り高き彼らは、アフリカの黒人のように奴隷になる事を潔しとしなかった。

 

だが、近代兵器を持った白人には勝てなかった。

 

インディアンを恐ろしいものとして描くのは、白人が、自分たちがやってきたことを正当化するためである。

 

真実を知ってからこの様な映画を観ると、アングロサクソンのエゴイズムがよく分かる。

 

そういう映画だ。

 

 

ロマンシングアドベンチャー / キングソロモンの秘宝

リチャード・チェンバレンシャロン・ストーン主演、アメリカの映画である。

 

冒険活劇であり、コメディーでもある。

 

ソロモン王の秘宝を探している考古学者が誘拐された。

 

ドイツ軍と、彼らに協力する悪党たちの仕業である。

 

冒険家と考古学者の娘が、悪党たちと戦いながら、父親を救い出し、宝物を発見する。

 

ドイツ軍と悪党たちが、追いかけてきて、ドンパチやる。

 

脚本は、こなれていないし、駄作であることは確かだ。

 

古いアメリカ映画でありがちな、女性を馬鹿扱いした演出である。

 

コメディーだとしても、主人公の愚かさは、笑えない。

 

昔のアメリカでは、可愛らしくて頭の弱い女性がモテたのだろう。