1959年、ル・マン24時間耐久レース。
ドライバーのキャロル・シェルビーは、アメリカ人として初めて優勝した。
その後彼は、心臓病のために引退し、スポーツカーを制作する「シェルビー・アメリカン」を設立した。
自社の工場を訪れたヘンリー・フォード2世は、会社の危機を脱するためのアイデアを社員に求めた。
イギリス人ドライバーのケン・マイルズは、アメリカにやってきて整備工場を営みながら、草レースに出ている。
妻のモリーは彼を応援し、息子のピーターも彼を誇りに思っている。
ケンがレースで優勝して帰宅した日、整備工場が税務署に差し押さえられた。
フォード社は、副社長リー・アイアコッカの提案で、ル・マンで優勝したフェラーリと合併することを提案した。
しかしそれは、破産したフェラーリが、フィアット社に高く買わせるための芝居だった。
出汁にされたフォードは、打倒フェラーリを掲げ、ル・マンに挑戦することになった。
白羽の矢が立ったのが、アメリカ人として唯一優勝経験のあるキャロル・シェルビーだ。
要請を受けたキャロルは、早速、友人のケン・マイルズを訪ねた。
この作品は、実話に基づいて制作された。
2時間半の長編だが、後半のレースシーンに引き込まれ、時間を忘れる。
ケン・マイルズ役は、クリスチャン・ベール。
整備士、レーシングドライバー、夫、父親、それぞれ素晴らしい。
完全に、主役を食っている。