本宮泰風主演、日本の映画である。
みちのく一家の河本に襲撃されて重体だった植木の意識が戻った。
平川が見舞いに来ていた時、侠和会舎弟頭の馬場が現れた。
馬場は、侠和会と侠尽会との抗争が解決した直後、何者かに轢き逃げされ死んだと思われていた。
この犯行は、侠尽会の渡部が、馬場の裏切りに気付いて起こしたものだった。
氷室は、意識不明ではあったが命を取り留めた馬場を、「死んだ」と発表して守っていたのだった。
馬場は、みちのく一家の総長・春日巳代松に、かつて命を救ってもらった恩義があった。
報復を考えている平川を前に、自分に任せて欲しいと言い出した。
撃たれた植木は、河本に恨みはあっても、春日には思うところはなかった。
氷室は、春日に会うことにした。
この作品は、暖かいホームドラマのような雰囲気になっている。
長いシリーズだから、たまに、このような演出があってもいい。