captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

内海の輪

松本清張原作、岩下志麻主演、日本の映画である。

 

29歳の西田美奈子は、再婚して、松山の老舗呉服屋「伊予屋」の主人・慶太郎の妻になった。

 

歳の離れた慶太郎は、すでに男性としての機能がなくなっていて、美奈子を愛撫するしかなかった。

 

美奈子は、3ヶ月に一度上京して、得意先回りをしていた。

 

その時、Z大学の考古学者・江村宗三との不倫を楽しんでいた。

 

5年前。

 

美奈子は、宗三の兄・寿夫の妻だった。

 

ある日、寿夫は女と新潟へ駆け落ちした。

 

美奈子が寿夫に会いに行くことになり、宗三が付き添った。

 

美奈子は寿夫に離婚を告げ、その帰り、宗三を誘って肉体関係を結んだ。

 

その後、美奈子は慶太郎と再婚したのだった。

 

宗三は、考古学の権威で、次期Z大学学長を父に持つ令嬢と結婚した。

 

2年前、美奈子と宗三が再会し、互いに求め合った。

 

それ以来、不倫が続いている。

 

宗三が、岡山の遺跡発掘に出かけることになり、美奈子を誘った。

 

美奈子は、「姫路で同窓会がある」と慶太郎に嘘を言って出かけた。

 

 

ありきたりなストーリーだが、岩下志麻の魅力でカバーできている。