日本のアニメーション映画である。
無限列車での戦いを終えた竈門炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助の3人は、胡蝶屋敷で傷を癒していた。
まだ傷が治り切らないある日、炭治郎は杏寿郎の言葉を伝えに、煉獄家を訪れた。
杏寿郎の弟・千寿朗が彼を迎えたが、父の槇寿朗は炭治郎を怒鳴りつけ、殴りかかってきた。
炭治郎の耳飾りを見て、日の呼吸のことで怒ったのだった。
煉獄家から戻った炭治郎は、善逸、伊之助とともに、鍛錬に励んだ。
そして、鬼狩りに出かけた。
カマキリの様な鬼を倒して帰宅すると、アオイが大柄な男に拐われそうになっていた。
柱の一人、宇髄天元である。
カナヲが、彼を必死に止めていた。
炭治郎は天元を諫め、やりとりした結果、自分が代わりについていくことになった。
善逸と伊之助も同行した。
目的地は、吉原の遊郭だ。
天元の嫁3人が、鬼の情報を探るために潜入していたのだが、連絡が途絶えていた。
その3人を探し出して情報を得るのが、今回の任務だ。
女装した炭治郎、善逸、伊之助は、それぞれ、天元の嫁が入った店に雇われた。
善逸が入った京極屋では、上弦の陸 ( ろく ) ・堕姫という鬼が、蕨姫花魁として君臨していた。
蕨姫は、女装した善逸を鬼殺隊だと気づき、彼を捕らえた。
この作品は、テレビアニメの遊郭編の前半を編集したものである。
冒頭の、炭治郎が煉獄家を訪れたシーンは、感動的だ。