1960年代。
ディーナ・ジョーンズ、エフィ・ホワイト、ローレル・ロビンソンの3人のグループ「ドリーメッツ」が、オーティションを受けた。
彼女たちは観衆を魅了したが、優勝はできなかった。
そんな彼女らに目をつけたのが、音楽プロデューサーであり中古車販売店を営んでいる、カーティス・テイラー・ジュニアだった。
彼は彼女らに声をかけた。
有名なジェームズ・"サンダー"・アーリーのバックコーラスとして、ツアーに参加しないかという誘いだ。
エフィが反対したものの、3人は誘いに乗った。
ジミーとドリーメッツのライブは成功し、ツアーに出かけることになった。
カーティスが中古車販売店で商談をしていると、エディの兄C.C.ホワイトらが、ツアーを終えて、やってきた。
そこで盛り上がり、黒人だけの音楽を作ろうということになった。
ドリーメッツもバックコーラスとして参加し、完成した新曲がラジオで流された。
その曲は、チャートのランキング入りを果たし、ランクは上がっていった。
ところが、白人ミュージシャンがその曲をアレンジし、テレビで歌った。
曲が盗まれたのだった。
カーティスは曲を売るための資金を、手持ちの中古車を売り払うことで作った。
この作品は、ブロードウェイの同名のミュージカルが原作である。
ディーの役は、ビヨンセが演じている。
楽曲が素晴らしい。