日本のアニメーション映画である。
星野鉄郎がメーテルと別れて2年後、地球は人間と機械人間の戦いが続いていた。
鉄郎はパルチザンに参加し、連日、激しく戦闘をしていた。
ある日、見知らぬ男が音声メッセージを届けにきた。
それはメーテルからのもので、「鉄郎、999に乗りなさい」というものだった。
機械人間による激しい銃撃を受けながらも、鉄郎は同志たちに援護されて、駅にたどり着いた。
壊されて瓦礫の山となっていた駅に、999号はあった。
車掌が、鉄郎を呼ぶ。
銃弾を掻い潜りながら、鉄郎は999号に乗り込み、車掌との再会を喜んだ。
最初の停車駅はメーテルの故郷ヘビーメルダーなのだが、すでに荒廃していて、999号は衛星ラーメタルに停車した。
この星も、機械人間が支配していた。
メーテルに会えるかもしれないと、鉄郎は一人、下車した。
荒野で機械人間に撃たれた鉄郎は、パルチザンの青年ミャウダーに助けられた。
鉄郎はミャウダーから「メーテルこそプロメシューム。メーテルがプロメシュームの跡を継いだんだ」聞かされ、ショツクを受けた。
キャプテン・ハーロックの助けを受けながら、鉄郎はミャウダーに駅まで送り届けてもらった。
999号に乗り込もうとした時、メーテルが現れた。
この作品は、やや成長した鉄郎を描いている。
それに合わせて、野沢雅子が少し大人びた哲郎の声を演じている。
さすが、プロの声優だと感心した。
そしてミャウダーの吹き替えは、富山敬だ。
その他、声優陣は豪華である。