アメリカの西部劇である。
西部開拓時代の末期。
ケーブル・ホーグは、仲間のボウエンとタガートに騙され、砂漠に置き去りにされた。
彼は、神様に悪態をつきながら、とぼとぼと歩き続け、死を覚悟した。
そのとき、水源を見つけて命が助かった。
この水で儲けようと考えた彼は、水飲み場を作った。
最初の客は、金を払わなかった。
撃ち合いになって、射殺した。
二人目の客は、胡散臭い牧師のジョシュアという男だった。
ジョシュアから、土地の登記の話を聞いたケーブルは、ジョシュアの馬で街に行った。
街に着いたケーブルは、美しい娼婦ヒルディに出逢い一目惚れしたが、誘惑を断ち切って土地の登記を済ませた。
そして、駅馬車を経営しているクイットナーに、水源地に中継駅を作る話を持ちかけたが、信用されなかった。
次にケーブルは銀行へ赴き、頭取のカッシングに話をつけ、多額の融資を引き出した。
ケーブルは、その金を持って娼館へ行った。
ヒルディは彼を部屋に招き入れ、風呂に入れ、彼を洗った。
彼は、臭かったのだ。
そして、ことに及ぼうとしたとき、ケーブルは突然、ジョシュアに水飲み場を横取りされるのではないかと、不安になった。
そして、金を払わず出ていこうとし、大騒ぎになった。
何とか逃げ出して水飲み場に戻ると、ジョシュアは大人しく待っていた。
ケーブルは、ジョシュアを連れて街に戻り、贈り物を持ってヒルディを訪ねた。
ジョシュアは、美しい人妻に一目惚れしてしまった。
この作品は、サム・ペキンパー監督のコメディである。