イギリスの映画である。
20世紀の情報統制が行き届いた、どこかの国。
政府の情報統制に反発して、爆破テロが多発していた。
ある日、情報省のタイプライターにハエが落ちたせいで、「タトル」が「バトル」と誤って打ち出された。
それで、バトル氏が無実の罪で逮捕されてしまう。
同じ建物に住むジル・レイトンが抗議に行くが、受け入れられなかった。
主人公サム・ラウリーは、情報省に勤めている。
母親は整形が趣味で、なんとかサムを出世させようと、いろいろ根回ししていた。
サムの家のダクトが故障した。
すると、タトルと名乗る男がやってきて、修理した。
彼は、非正規の修理屋をしているという。
誤認逮捕されたバトル氏への払い戻しのために、サムが訪問すると、いつも夢に出てくる女性を見かけた。
彼は追いかけたが、捕まえることができなかった。
近くの子供達が、彼女はジル・レイトンという人だと教えてくれた。
サムが、情報省で彼女について調べようとすると、今の階級ではアクセスできなかった。
そこで、躊躇っていた出世を受け入れて、アクセスできるようにした。
ジルは、危険人物とされていた。
サムは、ジルが死亡したと改竄した。
この作品は、シリアスな中にも、滑稽さがてんこ盛りである。
タトル役は、ロバート・デ・ニーロだ。