アメリカの映画である。
スティーブンとブライアンの父デニスは消防士で、二人の憧れだった。
しかしデニスは、ブライアンの前で殉死する。
20年後、スティーブンは父と同じシカゴ17分署の消防士になっていた。
弟のブライアンは、職を転々としていた。
そして、消防学校を卒業して、消防士になった。
彼は、兄のいる17分署に配属された。
ある日、バックドラフト現象を利用した殺人事件が起きた。
市会議員スウェイザクは、調査官のリムゲイルをせかすが、リムゲイルは慎重に結論を出さない。
ただ犯人は、火に詳しい人物らしい。
ブライアンは、現場での勇敢な兄の姿を見て、自信をなくした。
そして、恋人の勧めもあり、消防署を辞めてリムゲイルの助手になった。
放火の手口を解明していく。
バックドラフトを使った殺人事件が3件続いた。
被害者は、消防署の削減に加担している人物だった。
そのことから犯人は、消防署や消防士が減らされることに反発する人物だと推定された。
火災現場の迫力ある映像が、凄い。
スティーブンの姿は、ヒーロー願望の強い男性の心をくすぐる。
捜査官リムゲイル役は、ロバート・デ・ニーロだ。