アラン・ドロン主演、イタリア、フランス合作の映画である。
イタリア。
腕の良い殺し屋トニー・アルゼンタは、一人息子のカルロが7歳になることを切っ掛けに、稼業から足を洗おうとしていた。
それを知った組織の幹部ニック・グストは、彼を引き留めた。
トニーは組織のことを知りすぎているので、組織を抜ければ殺される。
グストがトニー脱退を幹部会にかけると、案の定、皆が反対した。
ある朝、妻のアンナがカルロを連れて、車で出掛けようとしているところを、トニーは窓から見送っていた。
アンナがエンジンキーを捻った途端、車は爆発した。
組織がトニーを暗殺するために、車に爆弾を仕掛けたのだった。
この日、トニーの車で出掛けようとしたアンナとカルロが、犠牲になった。
葬儀の後、トニーの元へ、弟分のドメニコが情報を持って来た。
トニーは、幹部達全員に復讐することを誓っていた。
アラン・ドロンが、人気絶頂の頃の作品である。
格好いい。
男なら誰でも、憧れるだろう。