チャールズ・ブロンソン主演、イタリア、フランス、アメリカ合作の映画である。
1962年。
マフィアの一員バラキは、アトランタの連邦刑務所に収監された。
シャワーを浴びている最中、彼は命を狙われた。
同じ刑務所内に、バラキのボス、ジェノヴェーゼも服役していた。
バラキの命を狙わせたのは、ジェノヴェーゼだった。
その後バラキは、軍の刑務所に移された。
そこでFBIのライアン捜査官に、マフィアの実態を語り始めた。
回想シーン。
1904年、バラキはイタリア移民の子として、ニューヨークで生まれた。
悪さをして刑務所に入れられ、後に仲間となるベンダー、ペトリッツらと出会う。
出所後バラキは、彼らに誘われてマランツァーノのファミリーに入った。
彼は、幹部であるレイナの運転手を務めた。
当時、マランツァーノは、マッセリア一家と抗争を繰り広げていた。
そんな中、レイナが自宅前で暗殺された。
その後、マッセリアの部下であるルチアーノとジェノヴェーゼは、マッセリアを射殺して、マランツァーノに付いた。
これでニューヨークに、マフィアの巨大組織が誕生した。
この映画は、実話に基づいている。
敵になったり味方になったり、また、いつ暗殺されるかもしれないという恐怖があったりで、スリルを楽しめる。
50歳のブロンソンが、回想シーンで20代を演じている。
これは、かなり無理がある。