日本のアニメーション映画である。
鎌倉。
少年がガラスの砂時計のようなものを持って、高台の公園にたたずんでいる。
中学二年の関ケンジは、早朝、犬のシロを散歩させていた。
二人が、出会った。
ケンジは、同級生のカホリが好きだ。
ケンジの隣には、幼馴染みのナツキが住んでいる。
ナツキはケンジのことが好きなのだが、ケンジは気づいていない。
そのことで、ナツキを傷つけてしまう。
朝、ケンジが会った少年リョウイチが、転校生として、ケンジ達のクラスメイトになった。
その頃学校では、携帯電話の持ち込みを禁止しようという話になっていた。
カホリは、音楽室でピアノを弾くリョウイチを見付けた。
昨年に携帯電話事件を起こした山際ゆりこが、夜、自殺をしようとしたところを、リョウイチが助けた。
リョウイチは、未来から来た人間だった。
この時代での使命を果たすため、学校内で「能力者」 を探している。
「ねらわれた学園」 は、40年前に薬師丸ひろ子主演で映画化された。
アニメとは30年の時間差があるので、時代背景が随分違っている。
一つ一つのエピソードが浅いので、分かりにくい。
絵は、美しい。
テンポも良い。
中学生の頃に戻った気分になれる。