ドゥエイン・ジョンソン主演、アメリカのSF映画である。
シカゴ・エナジン社は、違法なゲノム編集研究を宇宙ステーションで行っていた。
実験に使われていたラットが巨大化し、暴走する。
研究者は、実験サンプルを持ってボットで脱出するが、帰還途中で爆発し、サンプルもろとも落下した。
サンディエゴ動物保護区では、霊長類学者のデイビス・オコイエが、ゲストを案内していた。
彼は、アルビノ・ゴリラのジョージに手話を教え、意思疎通ができる。
夜、動物保護区にサンプルの一つが落下し、それを見に行ったゴリラのジョージが、サンプルに感染してしまう。
翌日、大きくなって凶暴になったジョージは、研究室内の檻に閉じ込められた。
宇宙ステーション爆発のニュースを見た、元エナジン社の研究員ケイト・コールドウェルは、動物保護区を訪れた。
彼女はデイビスに事情を説明し、ジョージを見せてもらう。
突然、ジョージが暴れだし、檻を破って逃走した。
追いついたデイビスが、手話を使ってジョージを落ち着かせていると、ヘリが来てジョージに麻酔を打ち込んだ。
政府機関のラッセル捜査官が、ジョージを軍用貨物機に乗せ、デイビスとケイトも連行した。
その頃、別の場所では、巨大化したオオカミが暴れていた。
エナジン社を仕切るワイデンは、巨大化した生物を自社ビルに引き寄せて回収するために、低周波を発信した。
反応したオオカミは、シカゴに向かう。
輸送機に乗せられていたジョージは、麻酔が覚めて暴れ出す。
墜落しても生き延びたジョージは、シカゴへ向かった。
そして、巨大化したワニも、シカゴへ向けて川を遡っていく。
頭を使わず、気楽に観ることが出来る作品だ。